
Appleが先ほどWWDCのキーノートで発表したところによると、(先週われわれが報じたとおり)新しいiOSは大いにTwitterific化された。Appleは「世界中で毎週10億のツイートが投稿されていることを考え、われわれはiOSユーザーがもっと簡単にツイートできるようにした」と述べた。
iOS 5デバイスにTwitterのシングル・サインインが提供される。アプリをダウンロードする際に一度だけTwitterのログイン情報を入力するだけでよい。後はそのデバイスから自動的にログインできる。
Appleではこの連携をさらに一歩進め、カメラや写真などApple独自のアプリにもTwitterへのアクセス機能を付加した。さらにユーザーはSafari、マップ、ビデオ、YouTubeその他の標準アプリからいちいちログインせずにツイートできるようになる。また位置情報を付加することもできる。Twitterの写真、@ユーザー名は自動的に電話の連絡相手リストに取り込まれる。
Twitterの公式ブログの発表はこちら。Twitterもブログ記事に書いているとおり、この新機能はiOS 5 (iPhone、iPad、iPod touch)デバイスで近々利用可能になる。デベロッパーはiOSのTwitterへのシングル・サインイン機能を利用して、自らのアプリからログインなしでツイートできるよう設定することができる。
注目すべきな点は、Apple iOS 5がこのシングル・サインインをTwitterのOAuth認証メカニズムを利用して実現していることだ。これはTwitterのユーザー認証に巨大な後押しとなるだろう。AppleがFacebookConnecによるユーザー認証を採用しなかった点も重要だ。ソーシャル・ログインのデファクト標準の地位を Facebook Connectと争っているTwitterにとっては大勝利といえる。Facebookのサインイン・システムは着実にウェブでの地歩を築いてきた。
AppleはiPhotoとの提携でFacebook、Flickrと交渉を行っている。しかし今回のTwitterとiOS 5のような突っ込んだ提携は実現していない。
AppleがTwitterとこうした深いレベルでの機能統合を行ったことはTwitterが最近発表した独自の写真共有サービスにとっても追い風となる。iOSデバイスのカメラで写真を撮り、写真を添えたツイートをそのまま直接投稿できることは新しい写真共有サービスの利用を大いに促進するだろう。
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)
