BitTorrentの社員だったAshwin NavinとDavid Harrisonが2008年に創ったFlingoが、2年間で徐々にそのスマートTVアプリケーションの総合デベロッパとしての体制を整え、今日(米国時間7/7)、いくつかの強力なパートナーシップを発表した。協同ファウンダのNavinは、Flingoの中核的技術である同期化技術を、テレビ受像器用のIntoNowだと言うが、しかしそれだけでなく、その前例のない技術により、視聴者とテレビとWebを結びつけて参加性を増すための、さまざまな機能を有する。
Flingoを使ってみたいが今はふつうのテレビしかない、という人は、新たにSmart TVや、Flingo対応のBlueRayプレーヤー、あるいはRokuのようなストリーミングボックスを買う。彼らの2年間の努力の結果、今売られているテレビの半分以上で、Flingoを使えるはずだ。同社はテレビ受像器そのものを作っているSamsung、LG、Vizio Insignia、Western Digitalなどと提携しているので、今Flingoを使えるテレビは全世界117か国に計570万台はある。

Flingoの究極の目標はテレビとWebを融合し、メディアパートナーたち(Fox、Showtime、Etsyなど現在70社近く)が、その’融合’を利用するアプリ(や’番組’)を作れるようになることだ。Flingo自身もアプリをいくつか作っていて、とくに同社のコンテンツ検出アルゴリズムHovercraftは、ユーザの対話性を多様に拡充する。“あらゆる番組を日常会話的にする”、とNavinは説明する。“うちがスマートテレビに対してやったことは、それにインテリジェンス(知性)の層を加えたことだ”。
8月にFlingoから出るHovercraftアプリは、放送中の番組にツイートのストリームをオーバレイし、Facebookの“Like”(いいね)ボタンを加え、番組のリビューを表示する。
さらに、FlingoのFlingと呼ばれる機能は、ユーザがブックマークレットを使ってブラウザ上のコンテンツをテレビの画面や携帯の画面に投げ込める。またそのブックマークレットは、コンテンツをTwitterやFacebook上で共有するためにも使える。

Flingoの家庭向けの製品もなかなかすてきだが、同社は、マルチメディアプロダクションUtivaがその“What’s On”アプリでやったようなことに、デベロッパが挑戦することを期待している。“今後はもっと多方面でうちのプラットホームが利用されるとすばらしいな、と思っている。いろんなデベロッパたちが何を考えるか、それはまだ分からないけど”。
Navinが想定している収益源は、広告収入の分有だ(消費者には課金をしない)。Webアプリというビジネス(全世界で400億ドル)と、テレビのビジネス(全世界で700億ドル)が合体したら、すごい収益源になる、と同社は期待している。
Flingoではターゲット広告ができるので、Navinはそれにも期待している。“たとえばCoke(コカコーラ社)がAmerican Idolの人気投票のスポンサーになったら、それは新しい機能であるだけでなく、新しい収益機会だ”、彼はそう説明した。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
