
AppleのQ3収支報告は、誰がどう見ても目覚ましい。収益は記録的な285億7000万ドルに達し、これを地域ごとに分けると、アメリカ 101.3億ドル、ヨーロッパ 71億ドル、日本15.1億ドル、そしてアジア太平洋(中国、香港、台湾)が63.3億ドルだった ― これであれほどAppleが海外進出、特にアジア太平洋地区を強調するか理由がわかるだろう。同地域の収益は前年比6倍だ。
「中国はわれわれの業績にとって極めて重要」と、Apple COOのTim Cookが今日の収支会見で語り、同国の第3四半期収益の38億ドルを占め、今年度の累績は88億ドルに達したことを発表した。Cookは、同社が中国市場でまだ「完璧な動きを身につけていない」としながらも、世界で最も人口の集まるこの国が、当社の総収益にこれほどの割合を占めることなど、一年前に考えた人はいないだろうと言った。中国のAppleストアは最も成長が早く、平均来客数、平均収益共に最大である。
Cookによると、iPhoneの売上は同年度の第1~3四半期連続で前年比5倍に成長しており、あの年間売上88億ドルの主要因子となっている。「わが社の進展には非常に満足している」とCookは言う、「この感触が非常にすばらしいので、ここで学んだことを他の市場にも適用していきたい」。同四半期Appleは、15ヵ国て新規キャリアー42社を追加し、販売国は100を越える。
現在中国でiPhoneを販売しているキャリアーはChina Unicom(中国聯通)1社だけだ。China MobileのWang Jian Zhou社長は最近、同社ネットワークには560万台のiPhoneがあると語り、中国でのiPhone販売の相当数がプリペイドまたはアンロック機になっていることを臭わせた。ウォール・ストリート・ジャーナルは、AppleがChina Mobileと、同社顧客6億人を対象に iPhoneを拡大すべく交渉している可能性があると報じている。
Apple製品は、中国ではステータスシンボルとされている。ドルチェ&ガッバーナやルイヴィトンのコンピューター版だ。価格もそれ相当である(iPhone 4は5999元で、平均世帯年収の約1/4)。「著しく良い製品のために少々出費を増やすよう説得するのは、われわれの仕事」とCookは言う。どうやら彼らはすごい仕事をしているようだ。
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(翻訳:Nob Takahashi)
