
郵送DVDとストリーミングの両方を利用する会員に対する料金値上げを発表してから初の四半期となる決算報告で、Netflixはその決定の外見をなるべく良く見せようと努力している。決算報告に付随する株主宛書簡(PDF)でCEOのReed HastingsとCFOのDavid Wellsは、”今四半期においては、ストリーミングのみのプランが人気を持続的に増進し、今季における新規会員の75%がこのプランに登録した”、と報告している。
しかしながら、今季の国内新規会員増はわずかに180万であり、前四半期の380万に比べて増加率は鈍った(総会員数は合衆国2460万、海外100万)。料金を変えたことの影響が大きく現れるのはもちろん次の四半期であり、同社の予想では総会員数は約2500万で不変、うち22万がストリーミングビデオ(’のみ’または’も’)、1500万がDVD(’のみ’または’も’)で、両者の重複は1200万としている。
今回の値上げに憤っている顧客は多いが、Netflixの態度は、いやならば去れ、だ。書簡から引用すると:
これは予想されたことであり、残念なことでもありますが、DVD会員でストリーミングも利用する方は、弊社の料金変更を歓迎しておられません。この両建てプランは従来は9ドル99セントでしたが、これからは60%増の15ドル98セントになり、契約更新の9月から新料金が請求されます。
. . . 弊社は会員を混乱させることを望む者ではありませんが、しかし第四四半期以降は、ストリーミングコンテンツの質と量を大幅に改善し、すばらしいサービスをお届けできると信じております。
つまりNetflixは、ストリーミングの品揃えとクオリティの改良が必要だ、と認めている。しかし同時に同社は、顧客がDVDの郵送サービスを放棄することによって浮く経費を、ストリーミングコンテンツの充実に向けたいのである。この移行にはもちろん二季以上を要するであろうが、値上げはそのスピードアップ策の一環なのだ。
書簡中でReedとWellsは、Huluを買うことには関心がないということと、その理由を述べている:
Hulu Plusは第二四半期に会員を32万5000増やしました。弊社の増分は200万近くでした。弊社は、コンテンツとマーケティングと研究開発にHulu Plusよりもはるかに多く投資しています。Huluは近く買収される可能性があるので、どこが経営することになるか分かりませんし、Huluのサービスの会員制の部分にどれだけ投資するかも分かりません。弊社にはHuluを買収する意思はありません。なぜなら、その売上の多くは、現在のシーズンのテレビ番組の、広告入りの無料のストリーミングの提供によるものであり、それは弊社の志向するところではないからです。
Netflixの今四半期の売上は7億8860万ドルで、52%の増だった。純利益は、55%増の6820万ドルだった。EPS(一株当たり利益)は1ドル26セントで、市場の予想1ドル11セントを上回ったが、しかしウォールストリートは第三四半期の伸び率の鈍化を喜んでいない。会員数は前年同期比で70%増加した。書簡の全文と損益計算書を、下に埋め込んだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
