どんなページにもチャットボックスを置ける簡単なJavaScript APIをEnvolveが提供
by Jason Kincaid on 2011年8月11日

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インターネット上のチャットは、Webよりも前からあるが*、今でもそれは、人びとをサイトに滞留させ参加させるための最良の方法の一つだ。それも当然で、人間はお互いにおしゃべりすることが好きだからだ。あるいは少なくとも、人間は、自分の意見や知識を、誰かと共有したいと願う生き物なのだ。

Y Combinatorが支えるEnvolveが今日(米国時間8/10)、どんなサイトでも簡単にチャットボックスを置けるためのAPIの提供を開始した。ユーザは自分のWebページに、簡単なJavaScriptのコードを書くだけで、”チャットのできるページ”を作れる。たとえばこのTagChatというサイトは、EnvolveのAPIで作ったチャットボックスで、Twitter上の人気話題に関する公開チャットをやっている〔誰でもすぐ参加できる…が、人数がやたら多いので要注意〕。

Envolveはなぜこんなことを始めたのか、同社の履歴をすこし辿ってみよう。Envolveは実は1年前に立ち上がり、いろんな製品をトライしてきた。最初に同社が提供したのは、Meebo BarやFacebook Chatみたいなチャットバーだ。そのバーは、ユーザにEnvolveのアカウントの作成を求め、そのあとやっと、そのページを今見ている人たちとチャットできるようになる。それだけではなく、その製品では、このバーのあるほかのサイト上の人たちともチャットできるのだ。

この、いちいちアカウントを作るというやり方がだめだと悟ったEnvolveは、今度は各サイトがユーザに、そのサイトのユーザアカウントを作らせるためのツールバーを提供した。そのやり方はまずまずうまくいき、今でもそのツールバーのあるサイトが20000もある(Destructoid、Universal Musicの11のサイトなど)。今これらのサイトでは1日に合計40万通のメッセージが送られ、今日までの累積では4500万通にも達する。

でも、Envolveのこれまでのチャットは、横長のチャットで、そこでユーザは友だちとおしゃべりした。しかし今日からAPIで提供されるチャットは、プログラミングにより、個々のページのどこにでもチャットボックスを置ける。たとえばオンラインの小売ショップなら、各品目すべてにいちいちコードを書かなくても、個々の品目にチャットボックスを置ける。今はデスクトップのWebサイトだけだが、モバイル用も今制作中だ。

楽屋裏でEnvolveはアクセス分析と、スパム対策を提供する。たとえばサイトの管理者は、チャットの開始を認証制にしたり、フィルタを設けるなどができる。

Envolveの料金体系は2種類あり、’消費者向け’ではチャットの参加人数が150人まで、’企業向け’では人数制限なしで、ビジター数に応じて課金される。なぜ利用者数ではなくビジター数かというと、チャットに参加しない人でも、今行われているチャットを読むことはできるからだ。

Envolveの競合他社は。Meebo (Meebo Barを提供)やWibiyaなどだ。

〔*余計な訳注: チャットは’インターネット以前’からあり、当時は、モデムコマンドを羅列したチャットプログラムを書いて、楽しんだりしたもんである。ウン十年一日のごとし!。〕



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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))