
われわれは5月のGoogle I/Oカンファレンスで、もっともユーザーの多い3大Googleアプリ、Gmail、Googleカレンダー、Googleドキュメントのオフライン化にGoogleが取り組んでいることを報告した。それ以前のアプローチはGoogle Gearsを利用したものだったが、HTML5で同様の機能が実現できるようになったため、その後ChromeはGearsのサポートを中止した。
今日(米国時間8/31)、Googleは3大アプリへのオフラインアクセスを再び提供するHTML5ベースのChromeウェブアプリをリリースした。Gmailについては今日から、GoogleカレンダーとGoogleドキュメントについては今日から来週にかけて順次オフライン・アクセスが可能となる。
Chrome ウェブストアですでに公開されているオフラインGoogle Mailアプリは、ネット接続が中断した状態でもアクセスできるタブレット向けのGmailアプリをベースにしている。オフラインGmaiをインストールすると、Chromeの「新しいタブ」ページに青いGmailアイコンが表示されるようになる。そのアイコンをクリックすると、インターネット接続が切れていても、メールを読んだり作成したり整理したりできる。
Googleのグループ向けプロダクト・マネージャーのRajen Shethの説明によれば、オフラインGmailアプリはChrome中でタブとして開かれていなくても、バックグラウンドで常にインターネットと同期を取っているという。以前のGmailのオフライン機能はブラウザに対するプラグインとして提供されており、Shethは「アプリを実際にオープンしないで同期させるようにするのが今回新しいアプリを開発した最大の目的だった」と述べた。近く、同期を取るメールの範囲をユーザーがカスタマイズできるようになるという。
GoogleカレンダーとGoogleドキュメントのChromeウェブアプリは、オンラインとオフラインをスムーズに往復して作業が継続できることを目的にしている。Googleカレンダーの場合、オフラインでイベントとイベントへの招待に対する返信を閲覧できる。Googleドキュメントの場合は、文書とスプレッドシートを閲覧できる。残念ながらまだオフラインで編集はできないが、近く可能になるという。
Gmailを始めとするポピュラーなアプリに対するオフライン機能の追加はMicrosoftの牙城を切り崩すためのカギになる。Chromeブラウザにオフライン・アクセス機能が加わったことは、ChromebookパソコンやChrome OSがWindowsと対抗していく上での大きな一歩といえるだろう。

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+)
