GoogleがHangouts APIを提供–会議など有料グループアプリのベンダはパニック?
by Sarah Perez on 2011年9月22日

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Google+のチームは、今日(米国時間9/20)Googleの公式ブログで、Hangouts関連の機能をたくさん発表したことに加え、デベロッパ向けにHangoutsのAPIのロンチも発表した。このAPIは今日から”デベロッパプレビュー”として提供され、その名の通りまだ完成製品ではないが、テスト目的にかぎり利用してよい。

このHangouts APIによりデベロッパは、Hangouts上の独自の経験を自己のアプリ内に作り出せ、ちょうどYouTubeのプレーヤーを埋め込むときのように、Hangoutsをリアルタイムで使うアプリケーションを作れる。またYouTubeプレーヤーから、Hangouts内のユーザがビデオを一緒に同時視聴できるように、することもできる。

このほかGoogleはHangoutsの新たな組み込み機能として、画面共有、Google Docsの編集、スケッチなどを今日発表した。デベロッパがHangouts APIを自分のアプリで使うとき、いろんなクリエイティブな使い方ができるための配慮だ。

このAPIを使うためには、デベロッパはWebアプリケーションを作ってそれをGoogleに登録し、Hangoutsにロードする担当者を指名する。Googleによれば、そのアプリは通常のWebアプリのように振る舞うが、この新たなAPIを同期化機能のように使える。つまりそのアプリのインスタンスが複数動いているとき、それらの全ユーザが、ほかのユーザが行った変更についてすぐに通知をもらう…デベロッパは、そういう同期的な”共有ステート”を作れるのだ。また、初期的な少数のマルチメディアAPIも含まれているので、Hangoutsにいる人たちのオーディオやビデオのフィードをミュートする、といったコントロールがアプリからできる。

Hangoutsへのこのような注力は、GoogleのソーシャルネットワークであるGoogle+が低迷し、Google+にあるのと同じような機能をいくつかFacebookが実装した、という時期に発表されたことになる。Hangoutsは、Google+をFacebookから大きく差別化する要素の一つだから、この時期に頑張って力を入れるのも、当然かもしれない。FacebookはSkypeを組み入れることによってビデオチャットを提供しているが、それがサポートするのは1対1の会話だけで、グループチャットはできない。

Hangouts APIを使うとデベロッパは、オンライン会議、ポッドキャスト、教育訓練、ゲーム、などなどの分野で、有料アプリに代わる無料の選択肢をユーザに提供できる可能性がある。これからデベロッパが、どんなものを作り出すか、たいへん興味深い。なお、APIのドキュメンテーションユーザ登録フォーム、および(Google+ API全般の)ディスカッションフォーラム(ディスカッション例)がすでに提供されている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

  • neoshiva

    Google+がだんだんと始まってきたか。
    Facebookが(テキスト・写真)共有が主だが、Googleは自社の製品(Docs,Maps,Calendar,Shopping)を組み込み、よりソーシャルの機能性を魅力的なものにできる。
    あとは、投稿や取得APIを一般公開することで一気に広がりそう。それにより、「Facebookでログイン」「Twitterでログイン」すればすぐにサービスに参加できるというサイトに「Googleでログイン」も入れてもらえやすくなる。サイトから各社のソーシャルネットワーキングサービスにシステムから投稿できるというのは口コミ力支援という意味でも魅力だろう。これまでGoogleはログインしかなかった。

    facebookがインターネットの新たな巨人になりつつある中、Googleだけが対抗できうる可能性を秘めている。ソーシャルサービスは、Apple(Ping)、MS(WindowsLive)共に完全に失敗した。時代の移り変わりは早いものだ。

  • http://www.facebook.com/motoyasu.yamada Motoyasu Yamada

    G+は仕事用で、FBはプライベート用というような使い分けもありかもなぁ。

  • 匿名

    次の戦場は、ビデオチャットになるのかな。ビデオチャットは日本ではまだまだのような感じがするけど、海外ではビデオチャットは非常にポピュラーだから、Hangouts APIは魅力的に見える。ただ、Facebookも後出しだけど、更に上を行くものを出してくる。方向性は同じだけれど、単なるモノマネには終わらず、ライバルの良い点を的確に封じ込める動きをしている。

    Facebook自体は直接Skypeを持っているわけではないので、少し弱い気もするけどFacebookには若干MSの株が含まれているし、SkypeはMSが買収しているからたぶん利害は一致している。ビデオチャットの重要性もわかっているだろうから、また封じ込めにかかるだろう。

    Facebookには、250万のWebサイトが既にコネクトしていて、ユーザは一日に2000万のアプリをインストールしている。Googleの自社サービスとの統合・APIの開放でどれだけ対抗できるのか?
    第2ラウンドが始まった。

  • http://www.ex-archive.com/?p=2033 最近気になるIT情報 2011/09/26

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  • http://jp.techcrunch.com/archives/20110923conceptboard-debuts-better-whiteboarding-for-google-hangouts/ ConceptboardのホワイトボードがGoogle+ Hangouts APIを使ってChromeエクステンションを提供

    [...] Google+ Hangouts APIのロンチからまだ数日しか経っていないが、すでにおもしろいアプリケーションがいくつか登場し始めている。その好例がオンラインのホワイトボードサービスConceptboardが発表したHangoutsエクステンション(Chromeブラウザ用)で、それはGoogleが最近新たに統合したSketchpadを赤面させるほどのできばえだ。 [...]