1台のスマホに職場/個人の二重人格をセキュアに作るEnterproidが$11Mを調達
by Leena Rao on 2011年10月7日

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本誌独占スクープ-職業人が1台のAndroidデバイスの上に、仕事上の人格と、個人としての人格という二重の人格を、それぞれ完全に分離して維持できるプラットホームを作っているEnterproidが、シリーズAとして$11M(1100万ドル)を、Comcast Venturesのリード、Google VenturesとQualcomm Venturesの参加のもとに調達した。

Divideと呼ばれるそのプラットホームでユーザは、個人用として使っているAndroid機の上に、セキュリティやアクセス制限の強化された完全に別個のプロフィールを作れる。リモートワイプ機能や、メール、Webブラウザ、IM、SMSなども、そのプロフィール専用が提供される。ユーザは両人格を行き来できるが、データは越境できないので、個人プロフィールにおいて仕事用のコンテンツが危害に遭うことはない。

Enterproidは、便利なツールも多数提供している。音声やデータの利用を仕事用に隔離する機能、仕事中に子どもがメールや電話をしてこないようにする機能、など。

またEnterproidのDivideでは、ユーザがクラウドからデバイスを管理できる。紛失したデバイスをリモートで見つけて、会社のデータを完全にワイプできる。IT部門のアドミンがパスワードをリセットしたり、会社用のプロフィールをロックできる。さらにDivideには、経費管理ツールが内蔵されていて、ローミングしているデバイスを見つけたり、ネットワークの利用状況データを表示したりできる。

DivideはAndroid携帯とタブレット用のアプリだが、現在はiOS用とWindows Phone 7用を準備中だ。Android用も現在は非公開ベータであり、Android Marketに出るのはもうちょっとあとだ。

EnterproidのCEO Andrew Toyによれば、このプラットホームはBYOD(Bring Your Own Device, 職場に個人機を持参する)の傾向に対応している。つまり、スマートフォンを2台使い分けるのが面倒、という人が圧倒的に多いのだ。Enterproidはこの悩みに応えるためにDivideを作った。1台のスマホをセキュアに使い分けられたほうが、仕事の効率も良く、会社としても得なのだ。

Google VenturesのパートナーRich Minerは、Enterproidは企業のモバイルコンピューティングの未来だ、と絶賛する。”スマートフォンは一人が1台持てば十分だ”、と彼も言う。”Enterproidは今の製品にある機能をうまく利用して、企業と個人とのあいだに管理可能な壁を作っている”。

ファウンダたちはそれぞれ、Morgan StanleyやMTV、そしてSmuleの役員だった人たちだ。今後Enterproidは、キャリアやハンドセットのメーカーと提携していく予定だ(近く発表する)。SDKも提供される。今回の資金は、技術陣の拡大と、国際対応の拡大、そしてグローバルな提携先の確立に使われる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))