
モバイルのデベロッパにクラッシュリポートを提供するCrashlyticsが今日、投資会社Flybridge Capital PartnersとBaseline Venturesがリードするシードラウンドにより、$1M(100万ドル)を調達した。iOSデベロッパのためのSDKとして提供されるこのサービス(Androidももうすぐ)は、現在、非公開ベータ中である。
このラウンドには、以下のようなエンジェル投資家たちも参加した: David Chang(PayPalの子会社WhereのCOO)、Lars Albright(Quattroの協同ファウンダで今はAppleのiAds担当)、Chris Sheehan(CommonAngelsのマネージングパートナー)、Ty Danco(eSecLendingとFX Alignedのファウンダ)、Jennifer Lum(元QuattroのVPで今はAppleのiAds)、Roy Rodenstein(Going.comのファウンダで以前はAOLの企画部長)、Joe Caruso(Bantam Groupのマネージングパートナー)、ほか。
Crashlyticsのねらいは、アプリケーションを作る者が、自分たちのモバイルアプリケーションが今どんな種類のバグを経験しているのかを、正しく理解することだ。現状では、iOSのアプリがクラッシュすると、ユーザにできることは限られている。そのアプリを削除するか、App Storeへ行って文句を書くか、それとも何もしないかだ。Appleにもクラッシュリポートの仕組みはあるが、デベロッパのダッシュボードに最初の返事が現れるまでに2週間はかかる。これだけ十分な時間があれば、ユーザは怒り狂い、デベロッパは問題を忘れてしまう。
クラッシュログに早くアクセスするために、オープンソースや自前の即席のソリューションを使っているデベロッパが多い(たとえばクラッシュリポートをメールで送るサービス)。しかしそれらはデータ量が山のように多くて、自分の問題との関連を見つけるのが難しい。ジェイルブレークが原因なのか?、それともiOSのバージョンが古いからか?、見当をつけることすら、難しい。
Crashlyticsのサービスでは、ユーザ(デベロッパ)のダッシュボードに、ふるいにかけられたクラッシュログが表示される。問題の原因が高輝度表示され、クラッシュしたときのデバイスの状態も詳しく述べられる(ソフトウェアのバージョンか、持つ方向か、デバイスの型番か、など)。また、クラッシュを起こした箇所のコードも表示されるから、それだけでもデベロッパにとって、嬉しいサービスだ。
CrashlyticsのSDKは約75KBと軽く、そのほかのSDKとのなじみも良い。料金はフリーミアムだが、詳細は未定だ。Androidバージョンも制作中だが、この記事には間に合わなかった。
Crashlyticsを創業したJeff SeibertとWayne Changは、共にベテランの起業家だ。Seibertが協同ファウンダだったIncreo Solutions, Inc.は、2009年にBox.netに買収された。彼は、Appleにいたこともある。Changは、人気のファイル共有サービスi2hubを作った。彼は活発なエンジェル投資家でもあり、TechStarsのメンターとしてスタートアップたちに助言をしている。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

