やたらFacebookと比較されるGoogle+についてSergey Brinら曰く:“うちのソーシャルは違う物である”
by Erick Schonfeld on 2011年10月20日

IMG_2405

GoogleのファウンダSergey Brinは、率直に認める: “ぼく自身はあまりソーシャルな人間ではないね”。Web 2.0サミットのステージにGoogle+担当役員Vic Gundotraとともに登場したBrinは曰く、サークル(Circle)機能や、グループによって共有方式を変えられる機能などを盛り込んだら、Google+はあまりにも複雑になる、と思った。しかし彼は、実際を見てほっとした。”疎遠だった友だちとの仲が復活したが、既存のサービスでは、共有の方式がG+とは違うので、それができなかった。G+のサークル機能は、ぼくにとっては理想的だ。前に複雑すぎると批判したものを、今は使ってるからね”。

もちろん彼なら使うだろうが、でもふつうの人たちはどうだろう? Sean Parkerが月曜日に指摘したのは、自分の友だちはすでに全員がFacebookにいるから、そのみんなをGoogle+に移すのは難しい。しかしGundotraはこう応じる: “でも、家族も友だちも、みんなすでにGoogleにいるよね”。その膨大なGoogle人口を、いずれはGoogle+のユーザにしていく、というのだ。

“Seanが言うように、現存勢力にとっては、現存勢力であることが大きなアドバンテージだ。後発は、同じ走り方をしたら勝てない。違うことをしないとね”。

毎日、数億人がGoogleを使っている。彼らのその利用機会が、彼らにGoogle+を紹介するチャンスでもある。Googleはソーシャル機能を、すべての主要製品の柱にしようとしている。たとえばGoogle Docsは、近くGoogle+上で共有できるようになる。そうやって各製品と一体化されてしまえば、人びとはごく自然に、とくに意識もせずに、Google+を使うようになるだろう。Brin曰く: “今のGoogleを花壇にたとえると、たくさんの花がバラバラに咲いている。そろそろ、あちこちに、まとまりのあるブーケがあってもいいね”、だそうだ。

Googleが発表するGoogle+の実績は、すでにかなりのものだ。登録ユーザ数4000万あまり、アップロードされた写真は34億。でも、エンゲージメントの現状はどうだろう? ホストのJohn Battelleが、”その人たちは実際に使ってるの?”、と尋ねた。Gundotraは、具体的な数字を挙げなかった。Googleにとって、4000万の会員登録はたやすい。写真に関しては、Google+にAndroidとのシンクがあれば、簡単に10億のオーダーにいくだろう。でも、Google+のいわゆる日常的なアクティブユーザ数となると、まだまだ??がつきまとう。

違うやり方で行く、はいいけど、それなりの強力な実績を上げないかぎり、Facebookと比較される弱みは続く。いちばんはっきりしているのは、Google+が志向するのは膨大な量の情報の流れではなく、随所で人の手が加わって精選加工された情報だ。Facebookの最近の変わり身、オープングラフ(Open Graph)やチッカー(Ticker)など、情報の流量をさらに増す仕組みについて感想を聞かれたGundotraは、こんな皮肉を言った: “頭の中にある考えが全部は口から出てこないのには、理由があるからね”。

でも、先日はGoogleのエンジニアの一人が、Googleはプラットホームというものを理解していないという批判を公(おおやけ)にした。Gundotraはそれについて、”あれにはちょっと困ったが、でもGoogleの社内はいつもあんなふうなんだ。LarryとSergeyは、批判や異議を自由に言えるオープンな社風を育てた。それは、Googleのすごく良い点の一つだ。だから、彼を解雇することはない”。

Brinは、いつもの彼らしい控えめな言い方: “メモを書く人は、それをもっと適切に共有してほしいね”。

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

  • http://twitter.com/rin5641 Rintaroh Akiyama

    Google+は今のところ、データの統合として使っています。写真はPicasa、動画はYouTube。その他後悔しないデータもカレンダーやらメールやら。上手い事やっててくれればいいけどねぇ。

  • http://twitter.com/saluer shalom

    そうかな