長年サンフランシスコの空にそびえ続けた、Yahooの名物ビルボードが降ろされることになった。2週間のうちに、その場所を他の企業に明け渡すことをSan Francisco Egotistが報じている。この看板はYahooのCEO 4人よりも長生きしたことになる。1999年にTim Koogleの下で設置され、Terry Semel、Jerry Yang、Carol Bartz、そして現在の暫定CEO Tim Morseまで生き延びてきた。
このレトロな広告看板は、FacebookやTwitter以前のドットコム時代に設置されたものだ。果たしてこの場所を、新しいドットコムが受け継ぐのかどうか、あれこれ憶測が流れている。
名物看板を作った代理店、Black Rocketは、当時シリコンバレーのハイウェイ101沿いに広告看板を建てていた他のドットコム・スタートアップとは、全く違うものを作りたいと考えた。Yahooのビルボードはベイブリッジへと続くハイウェイI-80沿いにある。
看板の見出しには「インターネットで過ごすための素適な場所」と書かれ、変更可能なテキストのためのスペースが2行ある。その2行にはYahooの製品広告が載ることもあったが、「今日キミ可愛いいね」などのお楽しみも書かれていた。他に、ホテルのような「No Vacancy[満室]」のネオンサインも付いている。しかし、「No」が点灯したことはなく、Yahooが常にお客を待っていることをほのめかしていた。
ロサンゼルスの姉妹ビルボードは、2002年のYahoo年次報告書の表紙に使用された:

他にニューヨークのSOHO地区とタイムズスクェアにも、姉妹ビルボードが置かれている。
担当広告クリエーターの一人がEgotistにこう語った、「サンフランシスコは、その象徴となった物を一つ失うことになる」。FacebookとTwitterでは、多くのYahoo社員やYahoo OB、Yahooユーザーらが、この日を悲しんでいる。
ここ看板が出来た経緯についてもっと詳しく知りたい人は、このEgotistの記事を読まれたい。
写真提供:Flickr/peanutian
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)
