モバイルがEコマースのためのメディアとして伸びている。消費者がリアルな店舗を訪れる前に、携帯電話やタブレットを使ってお得情報を入手していることがUsablenetの最新調査でわかった。JCPenney、Aeropostale、REIなど米国有名小売業100社のモバイルサイトを運営する同社は、感謝祭とブラックフライデーにかけて100万人のモバイルユーザーを追跡した。その結果、同社クライアント企業のモバイルトラフィックは、前年同時期より60%増加し、感謝祭の方が後続のブラックフライデーよりも多くのトラフィックを生んだことがわかった。Usablenetはまた、iOSデバイスがトラフィックの42%を占め、Androidに勝利しWindowsおよびNokiaデバイスのわずかなトラフィックを圧倒したことも明らかにした。
今日(米国時間11/27)本誌のLeena Raoは、今年のブラックフライデーのネットショッピング出費が24.3%増加し、総トラフィック、総売上ともにモバイルの割合が増えたことを報じた。しかしモバイルは、売上を直接的に押し上げるだけでなく、オフラインでの販売や商品発見にも寄与している。Usablenetがこう言っている、「感謝祭での行動は、メールマーケティングによって促進された日替り特典の検索と購入にが中心で、オンラインで購入して店頭で受け取るというオプションの利用も増えている」。
ブラックフライデーのモバイル利用は、店の場所探し、レビュー記事の閲覧、以前地元の店で作った欲しいものリストの確認などが中心だった。以上の知識は小売店が来年の計画を練る際に役立つかもしれない。メールマーケティングや特典のお知らせは、感謝祭前に配るべきだ。消費者がどこで買い物するかを決めるのがその時だからだ。これは、消費者がすでに買い物計画を決めた後のブラックフライデーの時点に宣伝を行うよりも効果的だ。
モバイルOS別トラフィックも、売上を反映している。iOSは最大シェアを獲得したが昨年よりも減った。Androidは、2010年の28%から34%へとじわじわ上昇している。BlackBerryは今でも15%と健闘しているが、WindowsとNokiaはそれぞれ3%以下にすぎない。もしこの傾向が続くなら、来年大規模小売業者は、iOSに加えてAndroidアプリを作ることが重要になっているかもしれない。
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(翻訳:Nob Takahashi)
