
多くの人が待ち望んでいた機能がついに実装された。トロントの写真コミュニティサービスを運営する500pxが、待望のLightroomパブリッシャー用プラグインをリリースしたのだ。500pxはしばしばFlickrのライバルだと言われる(TechCrunchでもしばしばそう言っている)。しかし実のところ500pxは利用者としてプロの写真家を想定しているサービスなのだ。子供の写真や休暇期間中の写真を公開しておく場所を求める一般的なコンシューマを対象とするのではなく、写真を売ることで生計を立てている人を主要利用者層として位置づけているのだ。
こうした想定利用者数であるからこそ、Lightroomプラグインも待望されていたわけだ。
500pxのユーザーコミュニティでも、Lightroomプラグインについてはいろいろと話題にのぼっていた。これまではAdobe Photoshop Lightroomで管理している写真を500pxにアップロードするには、結構な手間がかかっていた。しかし500名のベータテスターによるテストを経てリリースされたLightroomプラグインのおかげで、500pxでの公開作業が非常に簡単になる。
プラグインの機能を簡単にまとめておこう。
- 写真を公開プロファイルにも、あるいはパーソナルポートフォリオにも簡単に公開できるようになる。
- ポートフォリオコレクションの作成管理を行うことができる。
- タイトル、写真の説明、あるいはその他メタデータの編集を行なって、500pxのプロファイルないしポートフォリオ内のデータと同期することができる。
- Lightroom内から、公開写真に投稿されたコメントを読んだり書き込んだりすることができる。
- 閲覧数、お気に入り登録数、レーティング投票などをプラグイン経由で確認することができる。
プラグインはLightroom 2(エクスポートモードのみ)およびLightroom 3(パブリッシュモードおよびエクスポートモードの双方に対応)しており、こちらから無料でダウンロードできるようになっている。
ちなみに500pxは先月iPadアプリケーションをリリースしており、リリースした最初の週だけで100,000件もダウンロードされた。ただし500pxのクリエイティブディレクターのEvgeny Tchebotarevは、なかなか現在の利用者数情報などを明らかにしてくれない。「big milestone」に到達したら大々的に発表する予定だそうで、間もなくいろいろなデータを紹介してくれることになりそうだ。ちなみに、1月からこれまでに利用者数は15倍に伸びているとのことだ。そして年末までには20倍になりそうだとのこと。また6月には、直近3ヵ月で約45,000名が新たに利用を開始して、利用者数が85,000名を超えたとアナウンスされている。ちなみに2009年の利用者数は1,000名であったそうだ。また10月には、月間訪問者数が660万であるともアナウンスされている。そのような情報からいろいろと計算してみれば、現在の規模なども想定できることだろう。
ところで500pxは、今年の夏にシリーズAにて525,000ドルの資金を調達している。出資しているのはHigh Line Venture Capital、Deep Creek Capital、およびff Venture Capitalなどだ。懸案だった500pxプラグインもリリースし、次はiPadアプリケーションの大規模リニューアルを行なっているところなのだそうだ。こちらも間もなくリリース予定だとの話だ。
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(翻訳:Maeda, H)
