ビデオレンタル履歴法改訂で、苦戦中のNetflixがようやくFacebookアプリ解禁へ
by Eric Eldon on 2011年12月8日

NetflixはFacebook向けにアプリを開発中で、これは友達がどんな映画や番組を見ているかがわかり、クリックすればFacebookを離れずにそれを見ることができるというものだ。しかし、9月に両社がこのアプリをアナウンスした時、NetflixのCEO、Reed Hastingsは、米国内ではこの機能を利用できない、なぜなら1980年代に制定された法律によってビデオレンタル履歴の共有が禁止されているからだと語った。

人々が意図的に自分の行動を友達と共有する時代、この法律は無意味だ。幸い議会もそれを理解した。昨日(米国時間12/7)修正法案が通り、プロバイダーはユーザーの同意を得た上でビデオ履歴情報を共有することが可能になった。あとは上院の可決を待つだけだ。

つまりこれは、今年の度重なる失敗によって立て続けにユーザーを失ってきたNeflixが、1億5500万人からの米国Facebookユーザーにアクセス可能になったことを意味する。Facebookはすでに膨大なトラフィックをYouTubeその他のビデオサイトに送り込んでいることから、いずれこのアプリがFacebookユーザーによる、Netflixの利用量や新規入会(あるいは再入会)促進につながることが予想される。

最初のビデオプライバシー保護法は1988年、最高裁判事指名候補者、Robert Borkが自身のビデオレンタル記録をマスコミに公表されたことに怒った議会によって可決された。レンタル内容自体は大して面白いものではなかった ― 記事はむしろ、市民は法が明示的に与えたプライバシー権利のみを持つべき、というBorkの信念を皮肉ったものだった。しかし、議会の反応はビデオレンタル業者がユーザーの視聴記録を共有することを違法にすることだった。以来、BlockbusterとNetflixに対するこの法に基づく訴訟が何例かあり、恐らくそれがNetflixのFacebookアプリ公開をためらわせたものと思われる。

修正法案で何が可能になったかについて、起草者であるBob Goodlatte(共和党、バージニア州)がその詳細を解説している。

[画像提供:Techland

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(翻訳:Nob Takahashi)