リーンスタートアップ方法論は早くも時代遅れ, 製品は最初から完成度が高くないとだめ
by Erick Schonfeld on 2012年1月4日

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リーンスタートアップ(Lean Startup)のお題目は、起業家たちに、製品のベーシックバージョンをまず作って、それを泳がせてみよ、と教える。そして、そうやって初期の顧客のフィードバックから得られた知識を基に、本番の製品を作るのだ、と。内部で設計を磨くのではなく、実ユーザを対象に試行錯誤を繰り返す。そのほうが、良い製品をはやく作るやり方を学べる、と。リーンスタートアップを勧める本を書いたEric Riesは、できるだけ少ない顧客で静かに内輪(うちわ)的に失敗することを、優れた製品にたどり着くためのやり方として推奨している。でもそれは、今でも通用する説だろうか?

製品を作ってスタートアップを立ち上げることはますます容易になっているから、目立つためには本当に型破りなものを作らなければならない。モバイルのアプリでも、Webサイトでも、あるいは何かのデジタル製品でも。製品を立ち上げる前に細部にこだわるファウンダは、純真無垢な大衆にいきなり自分のコードをぶつけてみる人たちより、良いスタートを切れる。以前に比べると今は、最初の製品のクォリティがより重要だ。なぜなら、最初のごく少数のユーザの反応が今では、Twitter、Facebook、Tumblr、モバイルのノーティフィケーションなどなど、とても多くのチャネルに流れて行って、増幅されるからだ。

まさにそれゆえに、SV AngelのDavid Leeは、製品の”フィット・アンド・フィニッシュ(fit and finish)“*が鍵だ、と言う。彼は、こう書いている:〔*: fit and finish, (ニーズや嗜好に対する)ぴったし感と仕上がりの良さ。〕

. . . 良かれ悪しかれ、これらのチャネルには、大衆の感覚を口伝えに増幅する効果がある。製品に正しい’フィット・アンド・フィニッシュ’がなかったり、初日から何かの欠陥があったら、そのことがたちまち大声で広まってしまう。

ベータを無限にやっててもよい時代は、終わった。今は、最初から完成した製品でないと、成功しない。Instagramを見よ(あれは最初はBurbnというまったく違う製品で、一般公開に至らなかった)。あるいは、最初のロットがすぐに売り切れたデジタルサーモスタットNest(Apple時代にiPodを設計したTony Fadellの作)を。あるいはPath…これは最初の1年は苦しんだが、最終的に正しい製品になった。このモバイルの生活共有アプリの今の姿は、あらゆる細部がゴージャスだ。

Pathは、失敗しても立ち上がれた例だが、でもそれは、製品の構想を完全に変えたからだ。今は最初の評判がソーシャルメディアによって急速に拡散するから、ユーザの最初の反応が製品の生死を決める。ファウンダたちが消費者のニーズを完全に理解するまで、製品をぼんやりした薄暗がりに隠しておくことは、今やますます困難だ。評判は、好評も悪評も、リアルタイムで作られ、広まる。だから製品は、あらゆる細部が重要だ。

写真クレジット: Vinod Avala

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

  • 匿名

    これは、全くそうだと思う。
    Google+の時も言ったけど、もう少し完成度高めて公開すれば、スタートダッシュも継続されたと思う。
    これだけサービスが多くなると、「突出力」がないと継続して使われないし、二度と使わない人も多いだろう。

    アクセス数のロケット花火を打ち上げて、その後アクセス少ないだろうな・・・というサービスがここ最近多く、すごく勿体無いと感じる。

  • http://twitter.com/larappa Masaru Yamaguchi

    最初から完成した製品となると、従来に近いやり方に戻るのか。
    または社内でしか、テストできないということなのか。
    いずれにせよ、開発→投入のスピードは落ちると思うのだが。。。
    初期の顧客に対しては、ダミーブランド名で対応するのは姑息かな(笑)
    どうすればよいか、わかりませ~ん。

  • http://twitter.com/larappa Masaru Yamaguchi

    最初から完成した製品となると、従来に近いやり方に戻るのか。
    または社内でしか、テストできないということなのか。
    いずれにせよ、開発→投入のスピードは落ちると思うのだが。。。
    初期の顧客に対しては、ダミーブランド名で対応するのは姑息かな(笑)
    どうすればよいか、わかりませ~ん。

  • http://twitter.com/larappa Masaru Yamaguchi

    最初から完成した製品となると、従来に近いやり方に戻るのか。
    または社内でしか、テストできないということなのか。
    いずれにせよ、開発→投入のスピードは落ちると思うのだが。。。
    初期の顧客に対しては、ダミーブランド名で対応するのは姑息かな(笑)
    どうすればよいか、わかりませ~ん。

  • http://twitter.com/togattti 富樫 健太(Kenta Togashi)

    はじめから完成したサービスというのは難しい。ただそれならテストできる環境があればいいと思う。具体的には機密厳守を前提に任意の個人、法人で構成される集団に限定公開し、データをとることができる新規サービスのための保険みたいなものがあれば便利じゃないかな。うまくまとまりませんが・・・ 

  • http://twitter.com/togattti 富樫 健太(Kenta Togashi)

    はじめから完成したサービスというのは難しい。ただそれならテストできる環境があればいいと思う。具体的には機密厳守を前提に任意の個人、法人で構成される集団に限定公開し、データをとることができる新規サービスのための保険みたいなものがあれば便利じゃないかな。うまくまとまりませんが・・・ 

  • 哲也 村上

    完成品の失敗例は、ここ最近だとVistaですね。
    ベンチャー企業だと致命傷では?

  • http://twitter.com/jintabi jintabi

    ほんと全くこの通りだと思いますね。
    これだけSNSが普及した今、一度貼られた悪いレッテルはそう簡単には拭えないですね。
    今までの開発現場では、Q.C.D.のQ(Quality)は後回しにされ、C(Cost)、D(Delivery)だけが優先されて来たけど、当たり前に動く品質にfit and finish, (ニーズや嗜好に対する)ぴったし感と仕上がりの良さを加えたQが大事になって来たと思う。

  • http://twitter.com/jintabi jintabi

    ほんと全くこの通りだと思いますね。
    これだけSNSが普及した今、一度貼られた悪いレッテルはそう簡単には拭えないですね。
    今までの開発現場では、Q.C.D.のQ(Quality)は後回しにされ、C(Cost)、D(Delivery)だけが優先されて来たけど、当たり前に動く品質にfit and finish, (ニーズや嗜好に対する)ぴったし感と仕上がりの良さを加えたQが大事になって来たと思う。

  • http://twitter.com/iphonegoodsshop iphonegoodsshop

    抜けている点がある。
    その後、儲かっているかどうか。この視点がゼロなのが不思議。

    口コミがゼロでも投資効率がよければ十分。
    世界展開とかなると別枠だけど、事業論としてはダメであろう。

    小さく初めて小さく儲けるのが基本。
    その回転が速く多ければ事業は上手くいくのでは。

    全ての事業計画が、大手理論ではだめでしょう。

  • http://twitter.com/iphonegoodsshop iphonegoodsshop

    抜けている点がある。
    その後、儲かっているかどうか。この視点がゼロなのが不思議。

    口コミがゼロでも投資効率がよければ十分。
    世界展開とかなると別枠だけど、事業論としてはダメであろう。

    小さく初めて小さく儲けるのが基本。
    その回転が速く多ければ事業は上手くいくのでは。

    全ての事業計画が、大手理論ではだめでしょう。

  • http://twitter.com/iphonegoodsshop iphonegoodsshop

    抜けている点がある。
    その後、儲かっているかどうか。この視点がゼロなのが不思議。

    口コミがゼロでも投資効率がよければ十分。
    世界展開とかなると別枠だけど、事業論としてはダメであろう。

    小さく初めて小さく儲けるのが基本。
    その回転が速く多ければ事業は上手くいくのでは。

    全ての事業計画が、大手理論ではだめでしょう。