Casa.com(スペイン語で「家」のこと)というドメインの所有権がAmazon.comに移った。つまり電子商取引界の巨人であるAmazonが、垂直展開にて次に目指すのは室内装飾品系であるということなのだろう。Amazonの子会社であるQuidsiネットワークは既に幼児用品を扱うdiapers.com、ペット用品のwag.com、そして名前から扱っているものは明らかなbeautybar.comなどを運営している。ここに室内装飾品関係を加えるというのはありそうな話に思える。またCasa.comを開くとより明らかな証拠を見ることもできる。空白のページに「You have reached an invalid location. Maybe you are looking for http://www.diapers.com, http://www.soap.com…」というメッセージが表示されるのだ。Casa.comではおそらくOne Kings LaneやGilt’s Decoratiなどとは違い、手頃で日常的に使えるものを販売していくものと思われる。
ドメインの移管を最初に報じたのはDomain Name Wireだった。その記事によると、移管に先立つ期間はプライバシー設定を行なって所有者がわからないようになっていたそうだ。ちなみにQuidsiの従業員であるMorgan C.のLinkedInページには”Merchandising Associate at Quidsi Inc., Casa.com”と記されている。またDomain Name Wireも、同様の肩書きを持つQuidsi従業員がいると記されている。但し、上に掲載しているロゴはこちらで勝手に作ったもので、どこかに掲載されているというわけではない。
AmazonがDiapers.comの運営会社であるQuidsiを5億4500万ドルで買収したのは2010年11月のことだった。QuidsiのCEOであるMarc Loreは当時、これからも母親層をターゲットにビジネスを広げていくと語っていた。Casa.comの取得はまさにその言葉通りの展開を示すものといえるだろう。
新たなサイトにもQuidslに導入されている機能がすべて投入されることになろう。すなわち他のQuidsiサイトと共用できるショッピングカート、50ドル以上購入した際の翌日無料配送、季節毎の商品レコメンデーション、およびサイト運営チームによる商品ピックアップなどがサイトの機能として実現されるものと思われる。2011年には同様のサービスを展開しているOne Kings Laneが1億ドル以上の売り上げを達成したと言われる中、Amazonも室内装飾品販売関連のサービスに大いに期待していることだろう。
[Image Credit: Shutterstock]
[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)


