以前、SoundCloudがKleiner Perkinsの主導により$5000万ドルの資金を調達したという記事を掲載した。但しSoundCloudは、依然としてこのことを公式には認めていない。そのSoundCloudがミュンヘンで行われているDLDカンファレンスにて、大きな区切りとなる数字を発表した。利用者数が1000万に達したというのだ。このSoundCloudは、サウンド版YouTubeともいうべきサービスを展開している。APIを公開しており、API経由でさまざまな処理が行えるようになっていて、アプリケーションも多数存在している。また有料のプレミアム版の登録を促すような仕掛けも随所に用意されている。ある意味でAudiobooなどのサービスと競合しているわけだが、そちらの方は利用者数も30万弱で、またデータもスピーチデータの方に特化している。
SoundCloudの利用者数は昨年1月の段階で300万程度だった。それが6月には500万となり、9月までには700万人となった。今年の1月についても、さらに100万人を追加するようなペースであるとのことだ。
従来展開してきていたサービスも十分魅力的なのではあるが、今回アナウンスしたサービスも非常に魅力的なものに思える。名前をStory Wheelというサービスだ。
このプロダクトはSoundCloud Labsから提供されるもので、複数の写真を使って紙芝居的なナレーションを録音/公開できるサービスだ。これがどのようなものなのかを示すため、共同ファウンダーのAlexander LjungとEric Wahlforssが、旅行の思い出を語るストーリーを公開している。昔のスライド上映の雰囲気を感じさせてくれるサービスで、「コダック時代」を感じさせるものとなっている。
「いや、新サービス云々よりSoundCloudがわかんないよ」という方のために簡単な説明をしておこう。サービスのスタートは2008年10月だ。これまでにiPhone版およびAndroid版アプリケーションは500万回以上ダウンロードされている。またSoundCloudをプラットフォームとして活用するサードパーティー製アプリケーションも10,000件以上開発されてきている(最近のものを挙げるなら、本格的音楽作成ツールであるPro ToolsやCakewalkとの統合を果たすものなどがリリースされている)。
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(翻訳:Maeda, H)
