プロのイラストレータも使える圧力感度のあるiPad用スタイラスjaja–しかも独創的な設計だ
by Greg Kumparak on 2012年2月1日

jaja

“誰がスタイラスなんか欲しいんだい?”

- Steve Jobs, MacWorld 2007

実は、欲しい人はたくさんいる。でもそれは、ユーザインタフェイスをナビゲートするためじゃないよ。その点では、Steve(など)はまったく正しかった。しかし、iPhoneやiPadなどを使って、今流行(はや)りのポータブルなガラスのキャンバスの上でイラストなどを描かなければならないアーチストにとっては、なんといっても指よりスタイラスだ。

iPad用のスタイラスはすでに何種類もあるけど、どれも、アーチストがデジタルのペンに期待する何かが欠けている。それは、圧力の感度だ。“世界初の圧力感度のあるiPad用スタイラス”を自称する、Kickstarterで資金募集にも成功した“jaja”は、この状況を変えるつもりだ。

しかもおもしろいことに、この製品はiPadとの通信にWiFiやBluetoothのような無線を使わない。何を使うのか? 音ですよ

ご存じと思うが、音の中には人間の耳に聞こえないものもたくさんある。だいたい人間に聞こえるのは、20ヘルツから20000ヘルツ程度までの周波数の音だ。jajaの連中が言うには、iPadのマイクはそれよりも高い周波数を十分に拾える。だからその音を信号として使っても、人に迷惑をかけることがない(でも犬はどうか? 犬のことなんか、誰も気がつかなかったんだね)。

jajaには、圧力感度があるほかに、ホットキーとして使用するボタンが2つある(筆先を変える、アンドゥー/リドゥーをする、など)。

圧力感度を利用しないふつうのスタイラスとしてなら、そのままでも使えるが、しかしjajaをまさにjajaとして使いたいiPadアプリは、jajaのSDKをサポートする必要がある(SDKは目下開発中)。そもそも、今使っているあなたのお気に入りのお絵かきアプリが、iPadのマイクロフォンを入力デバイスとして使っていることは、ありえないだろう。だからもちろん、jajaが発する超音波も理解できない。

ぼくがちょっと気になるのは、環境音だ。たとえば、飛行機の音は? WiFiもBluetoothも使わないから、jajaは機内でも安全に使えるという。でも航空機のエンジンは、途方もない量の音を出す。超音波の成分も多い。無事に、jajaを使えるかしら?

でもとりあえず、jajaはKickstarterで目標の25000ドルを超える資金募集に成功した。だから、実際に製品化される可能性はとても高い。40ドル以上出資してあげると、最初の500のjajaの一つをもらえる。すでに471個の行き先が、決まっている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))