Microsoftの最新版SkyDriveサービスにiCloudも脱帽か
by Chris Velazco on 2012年2月21日

MicrosoftのSkyDriveは十分よくできたクラウドストレージサービスだが(しかも1700万人ものユーザーがいる)、レドモンドの連中が何もしなくてもいい、というレベルにはない。AppleがOS X Mountain LionでiCloudの統合を大きく取り上げていることを受け、SkyDriveのプログラムマネージャー、Mike TorresとOmar Shahineが、Building Windows 8ブログに、彼らのクラウドサービスの今後について概説している。

一見変更は段階的なものにみえる。SkyDriveは、Windows 8のハンサムなMetroスタイルアプリのおかげで、前より見映えがよくなった。まさにユーザーの期想通りの動きをする ― クラウドに保存されたファイルをめくるように見ることができ、サードパーティーアプリも、デベロッパーの追加作業なしにSkyDriveファイルをアクセスできる。来週のWindows 8一般向けプレビューでこれを見ることができるだろう。

新しいデスクトップアプリも開発中で、ブラウザーを立ち上げてSkyDriveサイトに行くことなく、ファイルをSkyDriveにドラッグ&ドロップできるようになる。正直なところ、ずっと前からあってしかるべき機能だ ― 以前の方法は面倒で時間がかかり、使えはするがするが何ら特筆することはなかった。最大2GBまでのファイルをSkyDriveにドラッグすることができ、全体的な性能への影響も最少限になるようだ。

どれもよく出来ている ― Microsoftは、ファイルをクラウドに保存してアクセスすることへの抵抗を徐々に緩和しようとしている。しかし、最後に紹介する新機能は、一部ユーザーにとっては少々やり過ぎかもしれない。

現在SkyDriveサイトには殆ど機能がないが、近々ユーザーは自分のパソコンに保存されたファイルをSkyDriveサイトからリモートアクセスできるようになる。内部で”Forgot something?”[何か忘れたの?](製品版にも残してほしい名前だ)と呼ばれている機能で、ユーザーはSkyDriveデスクトップサービスを走らせておけば、出先から自分のパソコンにアクセスできる。Microsoftは、どこまでファイルをアクセスできるのか ― 特定の共有フォルダーだけなのか、ファイルシステム全体なのか ― 明らかにしていないが、デモビデオにあるように動作するのであれば、これは本物の救世主になれる。

この種のアクセスにつきもののセキュリティーリスクの可能性を減らすために、Microsoftは、デバイスのパスワードおよび登録されたメールアカウントまたはモバイルデバイスへのアクセスを要求する「2要素認証」を使用している。この認証プロセスは(必要とはいえ)面倒であるが、効果は絶大だ ― ファイルのやり取りに加え、ビデオのストリーミングや写真のリモートスライドショウもできる。Windows Vistaおよび7のユーザーも、必要なSkyDriveデスクトップアプリが提供されるので利用できる。

さまざまな微調整と新機能によって、SkyDriveには、ただ使えるだけのサービスから、紛れもなく優れたサービスへと変わる可能性が出てきた。DropboxからiCloudまで、クラウドストレージ分野のライバルに不足はない今こそ、Microsoftがあらゆる強みを活かす時だろう。

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(翻訳:Nob Takahashi)

  • Kimio Yamaguchi

    この記事を見て、久しぶりにlive.comのskydriveにアクセスしました。主に写真を入れてあるのですが、古くは、2006年のデータから、ありました。シェアは、他人にlive IDがないとできないので あんまり使ってなかったけど、データの保管場所として、地味に機能していました。UIがMetroスタイルになったら、もっと使ってみたいです。25GB無料ってすごいです。