Live Hotmail、Gmail、Yahoo Mailを比較する
by Michael Arrington on 2007年2月9日

「Windows Live」のチームは今日(米国時間2/8)新メールシステムのベータ版を「Windows Live Hotmail」に再ブランドすると発表した。このサービスのことはしばらくの間取り上げていなかったことだし、これは新バージョンをGmailや新Yahoo Mailのベータ版と比較するまたとないチャンスだろう。

この3つのサービスにAOL mailを加えれば、世界で5億人ともいわれるウェブメールユーザーの大半をカバーしているだろう(以前のこの記事の表を参照)。このユーザーのほとんどは、昔ながらのまだるっこしい「Ajax以前の」Yahoo MailとHotmailのユーザーインターフェースで、クリックする度にページが書き換えられているはずだ。Gmailをはじめとする新しいサービスではずっといい、OutlookやMac Mail並みの体験ができる。こういうウェブメールクライアントがちゃんと動いている時は、スピードも使いやすさもデスクトップクライアントと変わらない。

(注:Yahoo! Japanのウェブメールは、まだ従来方式)

全体的にみてウェブメールの中ではGmailがいちばん気に入っている。性能は安定しているし、メールにタグ付けできるので効率よく検索ができる。ストレージ容量でも機能面でも勝っていて、しかも無料。ただし、YahooとLive Hotmailのユーザーインターフェースの方がより「Outlookライク」(Live Hotmailからは他のメールをアクセスできないが)で、Gmailは慣れるのに少し時間がかかる。スピードとタグが重要であればGmailがおすすめだ。できる限りOutlookに似たものをオンラインで使いたければYahoo Mailだろう。

下の表では、3つのサービスを機能毎に比較している。ただし、YahooとHotmailのユーザー数は、古いプラットホーム時代からのユーザーも含んでいる。


Gmail

Gmailではメールはスレッドごとにまとめらて受信箱に入る。これが好きな人も大嫌いだという人もいる。私は好きではないがもう慣れた。私の中でのGmailいちばんの機能が、メールにタグを付けられて整理や検索がやりやすいこと。他のサービスでこれができるところはない。GtalkをGmailインターフェースに統合したのに加えて、さまざまな機能を追加し続けている(Docs & Spreadsheetの統合など)。Gmailは安定して速くて容量は最大で、POP-in、POP-outのどちらもサポートしている。つまり、Gmailから他のメールを受信することもできるし、今使っているどのメールクライアントからでもGmaiを使える。ソフトウェアとして完璧に近いと言えるが、たまにしゃっくりすることがある。オンライン最高のカレンダーアプリケーション、Google Calendarとセットになっていることも悪くはない。


Windows Live Hotmail

新しくでたWindows Live Hotmailは、2億2800万のマイクロソフトのウェブメールユーザーにとっては嬉しい改訂だろうが、YahooやGmailには追い付いていない。2GBのストレージはYahooよりは大きいがPOP-in、POP-outはどちらもできない。Hotmail以外のメールを読みたいと思ったら、OutlookかOutlook Expressを使うしかない。テストした3つのサービスの中では相変わらずいちばん遅い。

Yahoo Mail

Yahoo Mailは他のメールアカウントを読める(POP-in)のは大変よいのだがPOP-outには追加費用が必要だ。これはおそらく、従来はこの機能が有償だったので、収入源を断ちたくないからだろう。ストレージ容量は少なく、1GBといえばGmailの半分以下だ。とにかくYahoo Mailはこの頃レスポンスよく動いているし、インターフェースもOutlookライクでわかりやすい。インスタント・メッセージRSSとの統合は最高だ。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/new-aol-email-beta-cannot-compete-with-google-yahoo/ TechCrunch Japanese アーカイブ » AOLの新しいベータ版メールはGoogleやYahooに対抗できない

    [...] 具体的には、私たちがYahoo、Gmail、Live.comのウェブメールクライアントを比較した最近の記事にでてくるカテゴリーすべてで、AOLが事実上最下位だということ。AOLの無料ストレージ容量は2GBで、Yahooよりは多く、Live Hotmailとは同じだが、今のGmailの2.6GBより少ない。AOLはメールのタグ付けをサポートしているが、RSSやIMは統合されていないし、メールの転送や、POP/IMAPによるメールの取り込み、取り出しもできない。検索はまあまあで、私がテストした限りレスポンスと信頼性は著しく悪く、サービス停止もあった。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/yahoo-mail-announces-unlimited-storage/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Yahoo Mailが容量無制限を発表

    [...] Yahooは、Yahoo Mailユーザーの容量を5月から無制限にすることを発表した。現在の容量は1アカウントにつき1GB(年間$20のプレミアムアカウントでは2GB)。今回の拡張によってGmail(2.8GBで拡大中)とLive.com Mail(2GB)を一気に追い抜くことになる。Yahoo Mailユーザーは全世界で2億5000万人で、オンラインサービス中トップ(Live.comは2億2800万、Gmailは5100万)。詳しくはメールサービス機能比較を見てほしい。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/windows-live-hotmail-debuts/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Windows Live Hotmail、デビュー

    [...] HotmailはたぶんWeb1.0最大の成功サービスだろうが、ついに進化を遂げた。Microsoftは36言語をサポート、AJAXによる新機能満載でWindows Live Hotmailを全世界に向けてローンチすることを発表した。新サービスは従来のHotmailに比べて機能的に大幅な改善となるべく2千万人以上のユーザーをベータテスターとして準備が進められてきた。その意味で今回のリリースは機能面では単に「ベータが外れた」というだけのもの。われわれもWindows Live Hotmailを過去に紹介している。2月にはMichael Arringtonが当時ベータだったサービスを紹介しているが、新しいHotmailはGmailとYahoo! Mailに続いて3位と評価は必ずしも高くなかった。Windows Live Hotmailは当初3千万ユーザーでスタートするが、向こう数ヶ月の間に新たに2億5千万人がユーザーに追加される見込み。新しいHotmailは、Windows Liveブランドへの統合が引き続き進められ、コードレベルでも完全な書き換えとなった。今後数週間以内にMicrosoftはOutlook Expressを代替する無料のメールクライアント、Windows LiveデスクトップのWindowsMailをリリースする。新しいクライアントはWindows Live Mailと呼ばれるデスクトップクライアンソフトで、Hotmailの機能をユーザーのデスクトップでサポートする他、Hotmail以外のメールアカウントも管理できる。新しいHotmailにサインアップするとさまざまな新機能の恩恵にあずかれる。MicrosoftのデスクトップIMプラットフォームと連携したインスタントメッセージやコンタクト相手へのVoIP通話がワンクリックで利用できるようビルトインされている。 [原文へ] Microsoft [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/orgoo-the-web-emailim-replacement/ TechCrunch Japanese アーカイブ » ウェブメールとIMを全部ひとつにできるOrgoo

    [...] ウェブメール大手(Gmail、Yahoo、Live Hotmail、AOL)との一番の違いはやはり、大手プロバイダが提供するIMサービスにも対応している点だ。 [...]