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2007年10月30日

Alibaba、史上2番目の大型IPO最終打ち上げ体制へ

Erick Schonfeld

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alibaba-logo.png中国の絶好調なネット株に今度はB2Bマーケットプレース経営のAlibabaが11月6日(米国時間)加わる。

Bloombergの予想によると、この中国系ネット企業はIPO新規公開で$1.5B(15億ドル)集める見込み。これは2004年のグーグルの$1.9B(19億ドル)に次ぐ史上第2位の大型ネットIPOとなる。

Alibabaは中国の著名企業家Jack Maが創業した。2007年上半期収益は61%増えて$128M(1億2800万ドル/RMBでは$957M=9億5700万ドル)、利益は382%増えて$39M(3900万ドル/RMBでは$292M=2億9200万ドル)となった。決算報告の内訳はこちら。 Alibabaの主業務は中国製造関連はじめ各企業の企業案内窓口として、世界中でサプライヤを探している企業と企業を繋ぐことだ。TaoboaというeBay風のマーケットプレースも運営しているが、ここはどちらかというとコンシューマー向けで今年上半期には総額$2B(20億ドル)相当の物品がサイトで売り買いされた。 これ以外にはAlipay(中国版PayPal)、Yahoo China(ヤフー本社はAlibabaの40%を所有している)、Alisoft(ウェブベースの中小企業用会計管理ソフト)を抱える。

Alibabaブームの反対側にいる人たちは同社をどう見てるのだろう? アトランタの製造業界マーケットプレースMFG.comのCEO、Mitch FreeにAlibabaのビジネス展望について尋ねてみた。(MFG.comについては以前こちらこちらに書いている)。氏はこう語っている。:

彼らがビジネスでやっていることは、それほど深みがないんです。彼らは基本的にディレクトリ(企業案内)ですからサプライヤー探し以上の部分になると、提供できるバリューは限られている。産業コマースと知的所有権の保護まで含めたサービスを展開するには、やはりシステムを構築するか買収しなくてはならないでしょう。 製品市場化までの真の橋渡しを行うには、サプライヤー探しだけでは済みません。製品市場化の橋渡しと部品外注には多くの連携とロジック、リビジョン管理、交渉、デュー・デリジェンス、工程・ワークフロー統合化が欠かせないのです。

Alibabaは中国国内サプライヤー向けにリスティング(企業紹介の掲載枠)を販売する事業では目覚しい成果を挙げました。が、北米・ヨーロッパの産業コミュニティではAlibabaは文字通り無名の存在です。自社モデルが内破しないよう、Alibabaは中国国内のサプライヤー顧客にバリューあるサービスを提供していかなくてはならないでしょう。彼ら顧客にとってAlibabaにかけた経費の価値は、Alibabaに掲載となったことで勝ち得た新たな顧客関係で判断されるのです。 また、Alibabaは北米・ヨーロッパの産業バイヤーのコミュニティの間でもブランドを構築し、価値ある提案を行っていく必要がありますね。こうしたバイヤーは今、企業案内ディレクトリを利用するという過去を脱却し、もっと処理業務の深みとプロセス統合化を備えた手法を模索しています。その辺をどうするかがAlibabaの今後の課題となるでしょう。

と聞けば察しがつくようにMFG.comはまさにそうしたサービスを提供している。MFG.comはアマゾン創業者ジェフ・ベゾスが援助している会社だ。これから中国に大々的に進出を控えているので、将来Alibabaのライバルになることが有望視される。ただ、ボロクソにけなしているかに聞こえるFreeの言葉の中にも、いくつか優れた分析はある。氏は製造市場のことは熟知しており、中国は現代最大の成長エリアだ。(Jack Ma氏やAlibabaの方で反論したい方は是非メールください。アドレスはEerick at techcrunch)

AlibabaのIPOについての過去記事はここ、今年7月の記事はここにある。

[原文へ]

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