AmazonとGoogle、eブック・ビジネスに参入
by Michael Arrington on 2007年9月7日

New York Timesの記事によるとAmazonとGoogleの両社が今年中に揃ってeブック・ビジネスに参入するという。この分野ではSonyなどがすでにサービスを提供している。(右の画像はSonyのeブック・リーダー

新しいAmazonの製品とサービスは「The Kindle」と呼ばれる予定で、Sonyと正面から対決することになる。Googleもすでにインデクシングを済ませた書籍の一部分について有料でフルテキストを提供し始める。

Amazon―「The Kindle」

The Kindleでは、eブックを読むための専用ハードウェアが用意される。スクリーンはモノクロ、インターネットにはEVDOで接続し、メモを書いたりウェブを閲覧するためにキーボードも付属している。このデバイスの価格は$400-$500で、Amazonのeブックサービスと連動する。

このデバイスが他のコンピュータを必要とせず、それ自身でAmazonの販売するeブックに接続できるという事実は、$300で売られているSonyのリーダーに対する大きな優位性となるだろう。The Kindleはウェブを閲覧できるので、ユーザーは新聞や雑誌を読むこともできる。

私はSonyのリーダーを試す機会が何度もあり、本を読むためのすばらしい方法だと思ったが、コンテンツの品揃えがまだイマイチだった。The Kindleも内容の表示にEInkテクノロジーを利用している。これはさまざまな照明の条件下でテキストを読むのにたいへん好適な技術だが、ビデオやアニメーションは表示できない。

Amazonはeブックに関する業界のオープン規格をサポートしていない。Amazonが利用しているのは、2005年に買収したMobipocketという独自のテクノロジーだ。

iPod同様、こういったデバイスの売れ行きを決めるのは、連動するサービスのコンテンツの品揃えよりも、むしろBitTorrentその他のP2Pネットワークから無料の海賊版がどのくらい容易に入手できるかがカギになりそうだ。eブックの時代はそこまで来ているが、定着するかどうかはこれからだ。

Google

Googleは専用デバイスの販売には参入しない。その代わりに、すでにインデクシングを済ませた本の一部について有料でフルテキストを提供する。ただしこれはGoogleBook Searchライブラリー・プロジェクトとは別個の事業となる。収入の出版社への配分についてはGoogleはまだ何も発表していない。

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  • http://jp.techcrunch.com/archives/amazon-kindle-to-debut-on-monday/ TechCrunch Japanese アーカイブ » eブックリーダー、「Amazon Kindle」が月曜日にデビュー―見場は悪いがスグレモノ

    [...] いろいろと憶測を呼んでいたAmazonの新しいeブック・リーダーKindleがついに月曜の午後、ニューヨークで開催されるAmazonの特別記者会見で公開される。NewsweekのSteven Levy記者はこのデバイスを何週間も使ってみることができたそうで、 先週末、7ページにわたって熱烈にKindleを賞賛するカバーストーリーを掲載した。何の欠点も見出せなかったというのだが、そういえばローンチ前にiPhoneを手にしたジャーナリストも一人残らず「完璧だ!」と言っていた。Kindleはどうみても史上最高のエレガントなデバイスには見えない。(実のところ70年代から抜け出してきたようなデザインだ)。しかし、機能のリストはたいしたものだし、もしかするとこれで初めてeブックがメインストリームに登場することになるかもしれない。そうなれば、見た目ははるかにエレガントだったSony Readerができなかったことをなしとげることになる。Sonyの失敗の理由? 第一にコンテンツをダウンロードするのにコンピュータと同期させる必要があったことだろう。この点がKindleのキラーデバイスたるゆえんだ。ユーザーは携帯電話網と(おそらくは)ワイヤレスLAN経由でインターネットにアクセスし、コンテンツをKindleに直接ダウンロードすることができる。さらに携帯電話キャリヤとの契約は通常、月額$60程度するが、Kindleに無料でバンドルされてくるとAmazonに近い筋は語った。Kindleのユーザーは、ウェブを見ることもできる。Amazonは一部のブログについて月額購読料金を支払えば閲覧できるというサービスを提供する予定ともいわれる。(一部のブロガーは、そもそもなんでAmazonがブログ閲覧に課金するのかいぶかっているが)。Kindleの価格は$300のSony Readerより約$100高い。スクリーン表示のテクノロジーはSony Readerと同様E Inkを利用している。ということは強い日ざしの下でも読めるし、消費電力は極めて少ないはずだ。Amazonは業界のeブックのオープン規格をサポートしていない。Amazonが利用しているのは2005年に買収したMobipocket社のテクノロジーだ。詳細(と大量の写真)は明日のプレス会見で明らかになる。Erickが会場からライブで記事をアップしてくる予定だ。[原文へ](翻訳:Namekawa, U) Amazon the kindle [...]