Amazonは密かに物理的な小売業から足を洗いたがっているんじゃないか、とときどき思う。デジタルグッズの販売や、Amazon Merchantの第三者へ誘導する売り上げから得られるアフィリエイト・フィーを集める方が、より高いマージンが得られるからだ。また、商品そのものを売るよりも、商品を発送しなくてもいいときの方が、(比例して)Amazonの収入は多くなる。
現在Amazonはショッピング検索エンジンになる方向に動いており、「Product Ads」というプログラムを今週開始した。このプログラムでは、ウェブ小売業者は特定の商品検索にリンクしているAmazonのコスト・パー・クリック広告を買うことができる。これは商品販売業者に宛てたブラストメールと、このページの下のAmazonに広告を出す方法を説明した追加文章だけで発表された。今だけ限定のテスト(Electronics & Computers、Home & Garden、Tools、Toys、Kids & Babyのカテゴリー)ではあるものの、Product Adsは、GoogleやeBayのShopping.comといった商品検索エンジンの侵略に対する直接的な回答なのだ。
たぶん、この頃はAmazon.comよりもGoogleでオンラインショッピングを始める人の方が多いだろう。AmazonはProduct Adsで反撃に転じようとしている。今日Amazonで商品を検索すれば、AmazonかAmazonアフィリエイトが売っている商品が見付かるだろう。Amazonの話では、Amazonの商品カテゴリーに関連するものを販売しているウェブサイトならどこでも、細かくターゲッティングされた広告を買うことができるのだという。これは、Amazonとその販売店のサイトの全商品と一緒に、商品検索結果として表示される広告である。その上、そのようなウェブサイトはAmazonにアフィリエイト・フィーを払う必要もなければ、販売店として登録もする必要がない。誰もクリックしなければ、広告費さえも払わなくていいのだ。
1回のクリックから得られる金額はほんのわずかかもしれないが、検索は量が勝負だ。Product Adsを本格的に始めれば、Amazonの全体的なマージンを押し上げるおいしいプログラムとなる。また、まだ商品検索の分野ではそれほどうまくいっていないGoogleに対抗する賢い守りの手でもある。もしショッピングをする人がウェブ上にあるAmazonの商品で買いたいものを何でも見つけられるとしたら、Amazonはオンラインで買い物するときに最初に見るサイトに返り咲くかもしれない。
(Josh Kopelmanより)
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(翻訳:Megumi H.)






