2008年3月21日

アマゾン、人力抜きでフルフィルメント業務ができる新API公開

Erick Schonfeld

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アマゾンが着々とWebサービスを増やしている。今日(米国時間3/20)はフルフィルメント業務処理サービス「Fulfillment by Amazon」用にAPIを公開した。これを活用すると事業者は、発送業務をアマゾンのフルフィルメント・センターにアウトソースできるようになる。

今まではサービスを使おうにも、利用する企業・個人事業者サイドで手動でこなさなくてはならないステップが沢山あった。— 梱包の箱にはアマゾンに送る前に予め一個一個ラベルを貼っておかなくてはならなかったし、在庫管理もソフトで手動でこなしていた。

それが今回新登場の「Amazon Fulfillment Web Service」では事業主のコンピュータから直接アマゾンのコンピュータと対話が可能に。受注アイテムの発送をリクエストし、注文を追跡できるほか、アマゾンで使うブランド付きラベルの印刷まで自動でできる。正直言って、そもそも今までこの処理を手動で行ってたこと自体が驚きなんだけどね。

他社の在庫・発注システムに直接繋げ、それと引き換えに相手先サイトに繋がることで、アマゾンはEDI(electronic data interchange:電子データ交換)のウェブ版を創出しようとしている。EDIは製造大手がサプライヤの在庫を見る際に採用する標準的手法だが、使えるのは本当に大きな企業だけだった。今回のようなWebサービスは、こうした情報処理の効率性を経済全体に浸透させ、中小企業まで行き渡らせてくれる。これでまたひとつ小さな会社が、これまで大企業のものだった利益を享受できる道が増えた。こんなWebサービスなら是非これからもどんどん出してもらいたいものだ。

[原文へ]

(翻訳:satomi)

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