Amp’d崩壊後、Helioは「われわれは全く大丈夫」と話す
Michael Arrington
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今週はじめ、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体サービス事業者)(*1)のAmp’dが会社更生手続きを申し立てた際、多くの人たちが次は同社のライバルHelioではないか、と指摘した。
両社間にはたしかに疑いを招く類似点がある。Amp’dはU.S.国内で2005年12月にローンチ。Helioが市場に参入したのは、それからほんの数ヶ月後の2006年5月。Amp’dは$360M(3.6億ドル)を調達、Helioは親会社であるEarthlinkとSK Telecomから$440M(4.4億ドル)を調達している。
Amp’dは「同サービス利用者数は20万人を数え、その急速な増加にバックエンドのインフラ整備が需要に追いつけず、更生手続き申請に至った」、としている。しかし、Amp’dはMVNOでVerizonのネットワークを利用している。そのことから、より深刻な、あるいは少なくともこれ以外にも他の問題があったのではないかと思われる。業界内部者は財政管理がまずかった点、それに支払い条件が甘く、Amp’d利用者の中で料金を支払わなかった人の数はかなりのものだと指摘する。
私は「Helioの調子はどうか」とHelio社のスポークスパーソンに今日(米国時間6/5)話を聞いた。同社は、新デバイスOcean(上記写真も見てもらいたい)をローンチしたばかりで意気軒昂。Oceanはハイエンド、デュアルスライド端末。縦にスライドすると数字キーが、横にスライドするとQWERTY キーボードが現れる。同社によるとユーザーは10万人近く、そしてこの先12ヶ月で$130M(1.3億ドル)の収入を生み出すペースだという。
Helioのサービスはかなりクール(私は同社のテスト機をいくつか試してみたことがある)。IMネットワークそれにMySpaceとの統合はシームレスだ。デバイスのデザインは実際Helioによるもので、同社の仕様に沿ったもの。一方、Amp’d端末は、他の通信事業者からでも入手可能な市販のタイプ。
Helioはまた、U.S.国内の携帯電話企業として初めて、GPS機能搭載の端末を提供。同機能により、ユーザーは現在地、目的地への経路、それにHelioを利用している友だちの現在位置などがわかる。最後に挙げた機能はバイラルな要素を持つことが証明された、と同社は話す。ある友だちひとりが同社の携帯電話端末を入手すると、その後すぐにそのユーザーの友人たち数人が同じ端末を入手する、といった具合。
Helioの収入の多くはミュージックビデオなどダウンロード利用料金によるもの。また、ユーザーはダウンロードを友だちにプレゼントしたり、逆に友だちに(自分の希望するダウンロードコンテンツなどを)プレゼントしてもらうようにお願いすることもできる。そして、これら全てがHelioにとって、ダウンロード利用の促進と収入増加という結果につながる。
HelioはAmp’dと同じ運命をたどるかもしれないが、少なくとも、同社のこれからはより明るいものだろうという証拠がある。
といっても、それもiPhoneがローンチし、同業他社全てに打撃を与えるまでの話だが。
MVNOについては、他にもSonopia記事 (自分のMVNOを構築)、それにGoogleがMVNOをUK国内でローンチするといううわさについてもチェックしてもらいたい。
さらに詳しい情報はHelioデータを参照。
(*1)MVNO:自らが通信設備や通信事業者としての免許を持たずに,携帯電話事業者の基地局やアンテナなどの設備を借り受けてユーザーに携帯電話サービスを提供する事業者のこと
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