社員用GDrive “Platypus”、また情報リーク
Marshall Kirkpatrick
0 comments »
GoogleウオッチブログGoogle Blogoscoped のPhilipp Lenssen はどこからかリークされてきたGoogle社員用の GDrive client を手に入れてインストールを試みた。インストールはできたがログインは不可能だった (たぶんあらかじめ認証されたIPアドレスからでないと作動しないのだろう)。しかし、いくつか興味ある情報が報告されている。
Platypus [訳注:GDriveのコードネーム゛カモノハシ”] はダウンロードされたローカルドライブのファイルとオンラインのコピーを同期させる。ユーザーは個別にあるいはプロジェクト単位で共有を指定でき、共有対象のユーザーの権限も「閲覧のみ」、「編集権あり」、など細かく設定できる。GDriveはユーザーのコンピュータに独自のドライブのアイコンで表示され、固定したURLでアクセスされる。 内部ユーザーに対するファイル容量の割当ては、デフォルトではたった500 MB。Philipp は Platypus のWindows と Linux 版のヘルプファイルもアップロードしている。
Platypusが近い将来一般向けに公開される兆しはないが、 このところ何度か浮上してきた憶測がある程度裏付けられたかもしれない。とらえどころのないGDrive関連情報だが、TechCrunchがカバーした情報を時系列で再構成してみると、
- 3月に開催したアナリストデーでGoogleは 将来計画しているプロジェクトのひとつとしてGoogle Driveに触れ、セキュリティー面の安全性、多様なアプリケーション、プラットフォーム、デバイスへの対応を強調した。この情報はすぐにオンラインから引っ込められてしまったが、Michael Arrington は 現在 Google Drive について判明している情報 として記事にした。
- Microsoft が発表予定の Live Drive についての4月の記事 で Michael Arrington は以下のように書いた。「シリコンバレーで聞いた噂によると、Google Drive サービスが開始されるのは早くて2007年だという。この[時期になる]理由は、主にサービスの優先順位とビジネスモデルの問題らしい。 情報源によると、Google はこのサービスを無料で提供する方法を考え出そうと努力中だという。(当然だが、このようなサービスには通信帯域とストレージのために巨額の費用がかかる)。
- 7月に Corson Carmichaelが当時Googleが買収したばかりのWritelyのサーバ上で GDriveの簡単なスペックを発見した。Googleはすぐに削除したが、データはいち早くミラーされた。全貌が明らかになるような詳しいデータではなかったが、少なくともこのプロジェクトが実在していることの証拠にはなると受け止められた。
- Platypus プロジェクトの実在性に関してさらに証拠が必要なら、今日(米国時間10/13)のリークがそれになるかもしれない。一部の意見(たとえばPaul Graham)では、Google がどのような一般向けサービスの開発に注力するのか予測するには、彼らが社内で使いそうなサービスを考えるといいという。
そういったわけでわれわれが1月に比較記事:オンラインストレージ企業を書いたときから大幅に状況が変わっている。近くリリースされる予定の ZohoDrive も要注目。
今回のリークで何か特に注目するような情報が明らかになっただろうか? はっきり分からないが、少なくともいろいろと考える材料にはなりそうだ。いずれにせよGDrive の公開は時間の問題といえるだろう。
今回の情報リークに関するメモ: 今週早くのGoogle Docs and Spreadsheets サービスに関する記事 で指摘しておいたが、Google は[このサービスの当面のターゲットになる]中小企業に対して社内のOffice文書を Google のサーバに保管しても安全だということを示そうと力を入れているようだ。この点で信頼を得るためには、Google は自社の情報リークの防止にもっと真剣に取り組まないといけないだろう。 Platypus に関する大きな情報リークは今年に入ってこれで2度目だ。
[原文へ]
タグ: Google, Google-Drive【関連記事】

