YouTubeでバイラルな人気ビデオを作るコツ―今度は真面目なアドバイス
by Mark Hendrickson on 2008年1月6日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

去年の感謝祭の頃、われわれはDan Ackerman Greenbergの「 “バイラル”動画の仕掛け人が明かす9つの秘策 」といういくぶん挑発的な内容の記事を載せた。これはアマチュア・ビデオ制作者がYouTubeで大量のページビューを集めるために取るべきいくつかのトリックについて解説したものだった。

YouTube上で活躍するコメディアンのKevin Nalty(「公衆の面前でオナラする(Farting in Public)」というビデオが有名)が、このほど「YouTubeで(全然才能なしに)人気を得る方法〔 How to Become Popular on YouTube (Without Any Talent) 〕というだいぶ長い文章を発表した。この文もビデオ制作者に「バイラル」な人気を勝ち得る方法を伝授するもので、Danの投稿と重なる面もある。(「ビデオはあくまで短く、面白くしろ」など)。しかしDanの記事は、ビデオをYouTubeの「もっともたくさん再生されたページ」に送り込むために手段を選ばず策略を弄するという話だった。Kevinの目的はこれとは違って、アマチュア・ビデオ・タレントがどうしたら面白いコンテンツが作れるか、YouTubeコミュニティー内で尊敬され、ファンを作れるか、その際に避けるべき落とし穴はどこか、などを真面目に論じたもので、Danの記事のように非難を呼びそうな内容ではない。

アドバイスの内容が違うのは、もともとの意図が違うからでもある。Greenbergの各種トリックはクライアントのコストパフォーマンスを最大にしようという広報会社経営者の視点から考えられたものだったのに対して、Naltyは直接、名声や金儲けを狙ってバイラル・ビデオの制作に乗り出すことについて、危険性を警告している。彼は「もし私がオンライン・ビデオの制作で得た収入を、それに費やした時間で割るなら、法定の最低賃金にも満たないはずだ」とうがった指摘をしている。

こういった違いは、そもそも収入を得る先が違っていることから来ている。GreenbergはYouTubeで製品をPRしたい大企業から報酬を得ているのに対して、Naltyの収入はYouTubeの広告「Partners Program」から来ている。(契約条項によって彼が実際にどのくらい稼いでいるかを明らかにすることは禁じられている)。Naltyも実は特定の製品やブランドを直接PRするためのビデオを制作してスポンサーからそれなりの収入を得ている。しかし、Naltyがパートタイムでビデオを作ってYouTubeで公開している最大の動機は、今のところ、アマチュア・ビデオが広告として認知され大金を稼げるようになるのを期待するというより、ストレートに「視聴者を楽しませたい」というところにあるようだ。

下にNaltyの34ページのeブックの記事をエンベッドした。ここからダウンロードもできる。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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