Answerbag、ウィジェットとAPIに社運を賭ける
Marshall Kirkpatrick
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オンラインQ&AサービスAnswerbagは新しいウィジェットを今夜(米国時間9/7)リリースした。同社によるとここ数週間のうちにYahoo! AnswersのAPIを 超えるようなAPIも公開予定とのこと。Q&Aサービスは急成長している分野だ。「検索エンジンは人間のような簡潔な回答ができない」、「人間の回答が心理的に満足感がある」、「たいていのヒトは検索エンジンの使い方を知らない」、などが主な理由だが、同時にオンラインメディア企業も広告の媒体に適した新たな無料コンテンツとして目をつけている。
Answerbagが面白いのはビデオによる回答をサポートしたりRSSに力を入れたりしているところ。また巨大ポータルサイトから独立していることを強みとして強調している。 実のところ、小さいQ&AサービスはYahooやLive.comのような巨大企業と競争して生き残るためにはよほどエキサイティングな試みをしないとダメだ。 その点、ウィジェットとAPIというのはなにやら地味すぎるように響くかもしれない―しかし私はそうは思わない。
今晩リリースされたウィジェットはAnswerbagサービスをユーザーが運営するどんなサイトにも持ち込めるようにするものだ。パブリッシャーは Answerbagの情報を自由に設定した条件で絞り込むことができる。そこでネコなりチューインガムなりに関するサイトはそれぞれのテーマに即した Q&Aボックスを設けることができ、サイトの読者の範囲を拡大する助けとなる。ウィジェットはCSSを少しいじるだけで幅広くカスタマイズ可能 だ。似たような他のウィジェットと違って始めから終わりまでjavascriptで書かれているわけではない。現在のところこのウィジェットはまだ初歩的な段階だが、重要なことは、ウィジェットとは(そのヘンテコな名前にも関わらず)、データや機能のポータビリティーの拡大へ向かう動き、ウェブが緩く結び付けられた一連のサービスとなっていく方向への動きだという点だ。サイトはユーザーを自分の縄張りの中に囲い込んでおくものだという幻想を打ち壊す動きなのである。
MicrosoftのLive QnAも今週ウィジェットをリリースした。最良のウィジェットの例はウィジェットのマーケットプレイスWidgetboxで探すとよい。このサービスは1、2週間前にベータを脱した。 (われわれの記事)
おそらくもっと興味あるのは、Answerbagが近くサードパーティーのディベロパーの開発用にAPIを公開するとしている点だ。このプロジェク トについてまだ数週間公式発表はないだろうが、私のインタビューに対して「それはread/write APIになる」と話してくれた。つまりディベロパーはYahoo! Answers APIの場合のように単にデータベースから情報を取り出すことができるだけでなく、それ以上のことができるはずだ。最低限、Answerbagにデータを送信するためのの独自のインタフェースが書けるはず。できれば、真に衝撃的なAPIを公開して、ソーシャル知識ベースの柔軟性を大きく拡大するような影響を与えて欲しいものである。
サードパーティーのインタフェースとQ&A知識ベースとの相互運用は決してつまらぬ事実ではない。もしAPIが巧妙に書かれていれば、サードパーティーサイトはAnswerbagとのQ&Aデータのやり取りを通じていろいろなことが実現できるはずだ。新しい質問がAnswerbagのデー タベースに蓄積された基本的な知識ベースですでに回答されていないかチェックするようなことが可能になる。Answerbagの約束に見合った優れたAPIが発表されることを期待したい。
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