AOLの 「マネーとファイナンス Money and Finance」 情報はAOL自体と同じくらい歴史が古い―インターネットの時間で数えると永劫の昔からあるといってよいくらいだ。しかしファイナンス分野ではYahooがアップデートを繰り返して機能を強化し、一方Googleも独自のライバル・サービスをローンチしてきた。
ただし、従来AOLのファイナンス欄はライバルに比べてトップクラスの機能を備えているとはいえなかったのの、依然として大量のトラフィックを集めてきた。最近の全世界でのcomscoreの統計によると、Yahoo FinanceとMSN Moneyに続いて第3位、月間1220万のユニーク訪問者を集めている。これはCNN Money (670万)や、驚いたことにはるか離れた最下位のGoogle Finance(150万)を大きくリードしている。

しかし万年3位というのはAOLの「Money and Finance」担当上級副社長、Martin Moeには大いに不満であり、彼のチームはユーザー拡大に向けて努力を続けてきた。今朝(米国時間11/27)、東部時間の午前6時に、「AOLFinance」がローンした。これは完全なリニューアルで、数多くの新しい機能がお目見えしている。 Moeは私に新しいサイトのデモを見せ、いくつかキーになる機能について説明してくれた。そこで同じ会社(ここではWalmart)を例に、新旧のサイトで違いを見ていくことにする。こちらの画像を参照。
「Relegence」を通してニュースを提供
第一に、新しいサイトには、AOLが昨年買収した経済ニュース専門の検索エンジン「Relegence」が緊密に組み込まれた。MoeによればRelegence検索エンジンがAOLのサイトに組み込まれるのはこれが初めてという。
その結果ユーザーが関心を持った会社について非常にに深い関連情報が取得できるようになった。ブログ記事、アナリスト・レポート、プレス・リリース、その他関連情報がフィルターの設定によって自由に取捨選択できる。ユーザーは、問題の会社についてわずかに触れているだけのニュースから、本格的に突っ込んで論じている記事まで必要に応じ表示することができる。右のスクリーンショット中のスライダーに注目。
表とグラフ
株価の過去のデータは、なんと最長25年前にまでさかのぼってFlashによるグラフで表示される。AOLの新しいグラフ機能は現在のYahooやGoogleのものに比べてはるかに優れている。株価チャートは大きく、見やすい。表示期間を操作するのも簡単だ。また比較のために他の企業のデータを加えるのも簡単にできる。私はこの機能が特に気に入った。概要ページにはデフォールトでシンプルなチャートが表示される。「対話的チャートへ」というボタンをクリックするだけで、多様な機能を備えたチャートのページにジャンプする。
下のサンプルではAppleの株価の推移を同時期のMicrosoftとDellと比較している。

もう一つ、AOL以外ではお目にかかれないユニークな機能は、所定の期間におけるシンプルな投資収益率の表だ。単にカレンダーを好きな日付に設定するだけでよい。これもどちらかといえば単純な機能だが、なぜかGoogleにもYahooにもこの機能がはない。(おお!Appleの株のこの3年の成績はやはりすばらしい)。
今回のアップグレードは、非常に徹底的なものとなっている。これでYahooやGoogleその他のライバルには高い目標が設定されたことになる。AOLのMoney& Financeチームには、このような優秀なサービスの開発に成功したことについてお祝いを言っておきたい。
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(翻訳:Namekawa, U)
