AOLが瀕死のアクセス契約事業を分割へ。IPO発表はいつ?
by Erick Schonfeld on 2008年2月7日

picture-250.png今日発表されたTime Warnerの収支報告で、AOLを2つの事業に分割する予定であることをCEOのJeff Bewkesは明かした。その2つとは、瀕死のアクセス契約事業と成長中の広告ネットワーク、Platform Aだ。これはマーケティングネットワークの関連会社のbuy.atをAOLが買収、というニュースの翌日、さらにFlashベースのウェブトップのGoowy買収の数日後に発表された。Goowy買収は、AOLがいまなおウェブサイトの改善に努力していることを示唆している(より多くのページビュー=より多くの広告収入)。そんなものはやっと見切りを付ることにしたダイヤルアップアクセス事業に過ぎないというのに。

ダイヤルアップ契約は長きにわたってAOLのドル箱だったが、去年の売り上げは、2006年の$7.8B(78億ドル)から33%減の$5.2B(52億ドル)。契約も380万件減少した(それでもまだ980万件の契約がある)。ところが、実際のところ、広告収入の伸びにより去年の営業利益は$2B(20億ドル)へとわずかに増加しているのだ。

分割は「AOLの戦略上のオプションを増やす」だろう、とBewkesは話した。それは売却、またはIPO、またはその両方を暗示するものだ。Time Warnerはアクセス事業をプライベートエクイティファームに売却し、Platform AのIPO計画に全力を傾けるべきだ。

(情報開示:私はTime Warnerの元従業員なので、同社の株を持っている)

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(翻訳:Megumi H.)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/aol-upto-30-new-sites-by-the-end-of-2008/ TechCrunch Japanese アーカイブ » AOL:2008年末までに30もの新しいサイトを開設

    [...] Erickは「広告IPO」と呼ぶところのスピンオフをいつするのか、と2度AOLに尋ねた。AOLの瀕死のダイヤルアップビジネスのスピンオフと合わせ、新規サイトの大量開設の連続は、同社がまさにIPOのために自社を強化していることを示すものだろう。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/official-aol-on-the-table-for-a-deal/ TechCrunch Japanese アーカイブ » AOL売却の方針、公式に確認される

    [...] このコメントはBewkesが2月に「Time Warnerは消滅しかけているAOLの有料会員事業をオンライン/コンテンツ事業から切り離す」と発言したことに続くもの。Erickはこの発言について当時「これは事業の売却か株式公開へのシグナルだ。Time Warnerはアクセス事業を非公開の持ち株会社に売却して、残りの事業を全力で株式公開にもっていくべきだ」と評している。今日のBewkesの発言からすると、売却ないし合併のシナリオが検討されていることは間違いない。 [...]