AOL/AIM、今度はストレージ5GBを無料で投下
by Marshall Kirkpatrick on 2006年8月4日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

無料ストレージでユーザー確保、そんな競争に決定打登場。AOLが今日(米国時間8/3)、AOLとAIMのスクリーンネームを持っているユーザー全員にもれなく同社のXDriveシステムの無料ストレージ5GBを9月から無料で提供することを発表する。同社は昨年8月にXDriveを買収した。買収額は非公開。

Download Squadを所有するAOLのChris Gilmerによれば、このサービスで使える機能としては認証ベースのファイル共有、ハードドライブからXdriveへの自動バックアップ予約、あとはAOLアカウントのメール添付ファイルをAOL以外のPOP3やIMAP対応のメールプロバイダにアップロードする機能など各種あるという。なんといっても注目は、ファイル転送が無料でできること。

Appleの.Macサービスは1GBから最大4GBまでアップグレードできる。データ転送レートは月最大250GBまでアップグレード可能だが、タダでは使えない。StreamloadのMediaMaxは無料ストレージが25GBだけども、転送は月最大1GBの制限つきだ。

今年1月にストレージ企業13社の比較検証を行ったが、このマーケットは変動が激しい。今日のAOLの発表を打ち負かす企業はどこになるだろう?

消費者レベル対象のデータ・ストレージはどこも似たりよったりのリーダー不在。このままボトムプライスの競争が進めば、やがては差別化を図れるのは機能ぐらいっていう話になるだろう。いったい何人の人がこの無料ストレージから他のAOLサービスに飛んで、意味ある広告収入をAOLに落としてくれるのだろう。飛ぶように仕向ける仕掛けが何一つないように見えるけど。

従来は有料だったサービスを無料でブロバ利用者に提供したり(昨日の動き)、ソーシャルブックマークのトップユーザーを他社から引き抜いたかと思えば(最初の10人の発表が今日あった)、 今度は欲しい人に片っ端から無料ストレージ謹呈。AOLのリバイバル戦略は本当ににぎやかだ。AOLと言ったら勧誘CDを死ぬほどバラ撒いて地球を存亡の危機に陥れていた会社だ。あれ全部積み上げたら宇宙からでも眩しくて目が潰れると思うんだが、アレでもまだ追いつかなかったということか。たぶんプロモ2.0の方が効果あるかもね。



【日本版のひとこと】
AOLのCDをナメてはいけません。インストール以外の用途もこんなにあります。(st)

[原文へ]

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