2008年1月17日

アプリケーション・デベロッパー諸君:ユーザーに迷惑をかけるようなアプリに関してFacebookがルールを変えて諸君をブロックしても驚かないように

Michael Arrington

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明らかに悪質だったりスパムだったりするアプリケーションその他、サービス提供約款への違反からユーザーを守るためには、Facebook がいつでもルールとAPIを変更する用意があることを、われわれは見てきた。

FaceItAppsが開発したBreak Upという新しいFacebookアプリケーションは、これらの問題の両方に軽く抵触しているようだ。このアプリケーションは、誰かがユーザーを友達リストから外したことを通知してくれる。現在は(ありがたいことに)あなたが誰かを友達から外しても、相手にその事実は通知されない。「友達」の中には気色の悪い連中も混じっている。そういう連中に対して友達から除外したことを通知すれば、関係はますます悪化してしまう。したがって、Facebookは友達からの除外をいちいち通知しない方針を採っているのだが、これはFacebookで私が気に入っている特長のひとつだ。

Break Upは、ユーザーが友達リストから外されると自動的に通知を送ってくる。比較的単純なアプリケーションだが、この情報は通常のFacebook APIからは得られないので、おそらく友人のプロフィール・ページを片端から〔スクリプトを使って〕巡回して情報をスクレーピングし、ユーザーがまだ友人のままであるかどうかを調べたか(これは最近Plaxoがやって問題を起こした手口だが)、あるいはAPIの中のgetFriends関数を繰り返し繰り返し使ったかしたのだろう。

Break Upは、ただちに現在のFacebookの利用約款に違反する行為とはいえない。アプリケーションは稼働中だ。しかし、なおFacebookディレクトリには入れないでいる。Break Upデベロッパー宛てのメール(彼らがそれをわれわれに転送してきたのだが)の中で、Facebookはこう述べている。

決定が遅れて申し訳ありません。われわれは現在、誰がユーザーを友達リストから除外したかそのユーザーが知ることを可能にするアプリケーションが、本サイトのサービス提供約款のいかなる条項にも違反しないことを確認するための審査を行っております。Break Upは、このような機能を提供する最初のアプリケーションであるため、われわれが方針を決定するまで時間をいただければ幸いです。結論が得られ次第ご連絡します。

FaceItAppsは、明らかにわれわれに同情してもらいたいので、知らせてきたに違いない。しかし、ユーザーのプライバシーに関する限り、私はものごとを白黒割り切って考えている。このアプリはこれまでFacebookが考慮してこなかった灰色の領域にあるが、明らかに多くのユーザーが嫌うような機能だ。しかも〔正規に認められたAPI以外のスクリプトなどを利用した〕データ・スクレイピングで情報を集めているとしたら、FaceItAppsの立場はより悪いものになる。

Facebookのアプリケーション・ガイドラインに厳密に沿った仕様だが、ユーザーのプライバシーあるいはFacebookのサーバの安定性を損なう恐れがあるようなアプリケーションを開発しようと考えているデベロッパーがいたら、こう言っておきたい。Facebookが諸君に待ちぼうけを食わせ、ルールを変えて諸君をブロックしても驚かないように、と。そうすることがFacebookとそのユーザーの長期的利益を守ることになり、ひいてはFacebook社員の持ち株の価値を最大化するもっともよい方法になるからだ。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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