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2006年8月6日

Attensa、法人向けに機能豊富なRSS関連2製品を提供

Marshall Kirkpatrick

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法人用RSSベンダーのAttensa がこの夏2つの新製品をリリース。この2つを、僕も先週チェックしてみることができた。これでAttensa for Outlookバージョン1.5ベータ版とAttensa Feedserverの両方が揃ったが、これまでエントリーでも紹介してきたコンスーマ向けサービスのAttensa Onlineの方は今後、法人向けサービスに注力分野の優先順位を明け渡す格好。

Attensaは今夏開催SuperNovaのTechCrunch後援セッションで注目のイノベーター12社に選ばれた企業のひとつ。個人対応のニュース購読用RSSも大事だが、組織のコミュニケーション向上にRSSをレバレッジすることが、近い将来、当たり前に行われるようになることは間違いない。Attensaは現在、注目データ(アテンションデータ)をAttensa for OutlookとAttensa Feedserverの両製品で使っているが、その手法がとにかく素晴らしく、将来はとても大きな可能性が期待できる会社だ。どんな情報ソースからの情報もRSSで配信できるのだ。この手法がもっと広まれば今度は媒体の価値を最大限活用できるよう、もっと洗練された手法が必要になるだろう。

オレゴン州ポートランドに本社のあるAttensa。その基幹テクノロジーは元々、消費者と広告との間のインタラクション(対話、相互作用)を追跡するために考えられた。追跡要素はクリック、インタラクション所要時間、コンテクスト(文脈)など。どんなタイプの情報加工品との消費者インタラクションにも応用が利く技術だし、この先、実際に応用が進むことが予想される。中でも今注力したいタイムリーな分野がRSSというわけ。

同社は2回のラウンドで1200万ドルの資金調達を完了している。出資元はポートランドのSmart Forrest Venturesとマサチューセッツ州ケンブリッジに本社のあるRSS Investors。

メールよりRSSを使った方が便利な情報ニーズはいくらでもあるのだが、この媒体(RSS)は情報過多になる恐れがあり、その規模はメールの比じゃないほど大きい。消費者向けニュースの分野で膨大な情報を振り分ける最も有効な手立てとしては、配信時刻と読者からの支持率を基準に情報を整理することが挙げられよう。自分の所属する組織全体のコミュニケーション手段の中心にRSSを据えた場合には、これ以外にも優先したい要素が出てくる。上司から回ってくる情報コンテンツ、人気エントリー、ソースが部署内のもの、1日の時間で自分の作業フローのどこに入るかなどなど。これは情報が大量に入ってくる際、我々が手作業でダイナミックに優先順位をつけている要素のほんの1例だ。

Attensaは優先順位の高いフィードをフィードリーダーのトップに移動してくれるので、優先順位に応じた振り分け作業の多くを自動的に行うことができる。リッチ(多機能)で動的なアルゴリズムだが、Attensa for Outlookのベータ版は自分のOPMLファイルを簡単にインポートして60日無料でお試しできる。Outlookのユーザーなら、これを使わない手はないよね。 インターフェイスは見慣れたクリーンなもの。要はフィード使いが自分に便利かどうか、だろう。 上の画像を見たら分かると思うけど、このプログラムを使えばリストのトップとボトムに好きなフィードを手動で振り分け、間のサブスクリプションの山は優先順位に応じ並べ替えが可能だ。

自分の所属する組織全体がRSSで一つになるなら、そのとき初めてAttensa Feedserverは全員のフィード購読をファイヤウォール内でひとつにまとめ、管理制御の洗練を極めたシンプルかつパワフルな手法としてその本来の力を発揮できるというわけだ。 このFeedserverのボックスには組織全体のフィードの配信、シンク、管理ができるAttensa専用ソフトが搭載済み。ウェブUIとしてはかなり役に立つもので、これを使えばデフォルトのフィード、(フィード削除、del.icio.usとの同期などに使う)認証レベルに応じ、別々のグループに所属するいろんな人と繋がることができる。

TechCrunchの読者の皆さんならRSSがどんな簡単に使えるか、もうご存知のはずだ。自分用に誰かが選んでくれた鍵のように、このフィードを通して社内各部署がひとつに繋がる、そんな状態を考えてもみて欲しい。新たなライバル企業の名前を常時サーチにかけたり、あるトピックが専門の人からの社内報告書やブログを読んだり。全社員がこの優先順位並べ替え技術(prioritization technology)をレバレッジ(テコに活用)し、管理職は誰が何を読んでいるか、どの情報とソースが人気が高いのか把握できる-これが全てファイアーウォールの中で済んでしまうのだ。

Attensaは将来がとても楽しみな会社だ。要するに、ファイヤーウォールのこちら側でBloglinesとDigg (その他諸々) の掛け合わせのようなことができると考えていい。法人用RSSは今かたちをとり始めたばかり。これから信じられないほど大きな成長が見込める分野だが、Attensaはフォーカスしているのが注目データ(attention data)と優先順位化(prioritization)というところが何より興味をそそる。Attensaのアルゴリズムが自分の作業フローにぴったりマッチしたとして唯一の難点は、これからもっとライアビリティも拡張可能度もアップデートも進む、ということだ。TechCrunchを読んでいる人は先の先まで読むのが趣味みたいな人たちだから、ね?

ほかにも一見の価値アリな商品としてはNewsgatorのEnterprise Server(機能の多くはAttensaと同じだが、Attensaほどにはユーザー行動をレバレッジできていないようだ)とKnowNow(ベーシックな外観ながら手堅い機能の法人用RSS製品。現在はブランド化して顧客に提供できるフィードリーダー機能つき)がある。

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