Serkan Toto
by Serkan Toto on 2011年12月21日

sanden feat

日本が世界一の自販機 大国だという点に疑いはない。ここでご紹介するマシンはおそらく世界でもっとも進歩した自販機だろう。日本のサンデン岡谷エレクトロニクス(それに Intel)が開発したこの「自販機2.0」の最大のセールスポイントは65インチの透明フルHD液晶ディスプレイだ。

付近にお客の候補者がいないときは、このディスプレイにはデジタル時計やアニメなど人々の注意をひきつけるような映像が表示されている。人が自販機の前に立つと、顔認識機能が作動して性別やおおよその年齢を推定し、それに基づいて選ばれた広告を表示する。

by Serkan Toto on 2011年12月20日

beatrobo-logo-black-bg

多くのオンライン音楽サービスには共通の問題がある―他のユーザーと音楽を共有しようとすると設定や準備にえらく手間がかかってしまうのだ。ユーザー登録をしたらまずプレイリストを作り、そのサービスに登録している友だちを探すか、友だちを新しく招待し、その友だちが自分の好きな音楽を共有してくれることを願う、といった具合だ。そうやってなんとか環境を整えた後でも、自分がオンラインになった時間帯に十分な数の友だちがログインしていてくれていなくてはならない。

そこでBeatroboの登場だ。この新しいソーシャル音楽コミュニティーではオンラインでの共同リスニングのプロセスを自動化、非同期化することによってユーザー体験を改良しようという試みをしている。BeatroboではFacebookのアカウントを利用してサインアップすると、まずロボット・スタイルのアバターとリスニング・ルームが設定される。このときシステムがFBの「いいね!」を元にプレイリストを自動的に作り、同時にFBの友だちを同じくロボットのアバターで表示する(つまり、FB友だちはBeatroboにサインアップしていなくてもリスニング・ルームに表示される)。

続いてBeatroboはユーザーのプレイリストとFBの友だちのプレイリスト(これも「いいね!」などをベースに自動作成される)をYouTubeビデオを利用して自動的に再生する(Spotifyの場合、友だちのプレイリストを探しだしてマニュアルで再生ボタンを押す必要がある)。再生している曲はロボットアバターで表示される。

by Serkan Toto on 2011年12月13日

Picture 6

私は先週、京都で開催されたインフィニティー・ベンチャーズ・サミット 2011秋 (IVS Fall 2011)に参加した。この2日間にわたるウェブ業界のカンファレンスは日本の有力ベンチャー・キャピタルであるインフィニティ・ベンチャー・パートナ^ーズが年に2回開催している。いつものとおり、今回のIVSでも13社の審査員と550人の聴衆に対する日本のスタートアップのデモに数時間が割かれた。

以下、今回のローンチパッドに参加した13社のデモの内容を簡単に紹介する。

by Serkan Toto on 2011年12月2日

techcrunch tokyo 2011 logo

TechCrunch Japanが火曜日に行なった、当日かぎりのイベントTechCrunch Tokyo 2011に、600名の人たちが集まり、来年はできればTechCrunch Disrupt Tokyoとして開催されることが期待される。参会者には、日本だけでなくアジア各国や合衆国のWeb/モバイル業界の人びともいた(本誌の編集長Erick Schonfeldも出席し、彼にとっては10年ぶりの来日となった)。

プレゼンテーションとパネルディスカッション(ここにそのビデオ)のほかに、数時間を割いて、日本10社、韓国1社のスタートアップがステージでデモを行った。以下に、“Startup Battle”と呼ばれるそのデモ合戦の出場者を簡単にご紹介しよう。

by Serkan Toto on 2011年11月28日

hk featこれまでにも、Hello Kitty関連ガジェットについてはいろいろととりあげてきた。ただ、このKittyをあしらったノートパソコンは、久しぶりの登場となる。販売するのは日本のMouse Computerで、LuvBook Sという名前だ。11.6型モバイルパソコンで、大きくHello Kittyで飾られている。サンリオと、豪華アクセサリーを提供するスワロフスキーのコラボレーションモデルとなっている。

パソコン表面に配置されるKittyおよびハートマークはSwarovskiによるもので、1100粒ものスワロフスキーを使ったものだ。

by Serkan Toto on 2011年11月25日

simroid

Simroid(シムロイド)は、日本で開発された超リアルな歯科用訓練ロボットだが、2007年にデビューしたときすでに、世界中で大きく報道された。当時でもそのリアルさは相当なものだったが、数日前に東京でお披露目されたニューバージョンはさらにすごい。

Simroidは、歯科治療を受けるときの人間(患者)をシミュレートし、できるかぎりリアルに動いたり話したりする。医師が彼女の”胸”にうっかり触れたときには、びくっと動いてネガティブな反応をする、というギャグまである。処置を2つのカメラが記録し、あとでそれを見て、学生の”成績”を評価できる。

by Serkan Toto on 2011年11月24日

arrows kiss feat-01al

女性用の携帯電話と称する製品は過去にもあったが、今回のは、その機能と仕様の点で、ずばぬけておもしろいと言えるだろう。Fujitsu(富士通)のARROWS Kiss F-03Dは、日本の国内向け製品で、Android 2.3を搭載、ターゲットは20歳から30歳までの女性、”エレガントに輝くジュエリーデザイン”である。

前面にはいくつかの、”宝石カット”型のボタンがあり、着信によりきらめくのだが、そのきらめき方…イルミネーション…のパターンが23とおりある。また、日本語の文字を書きやすくするための小さなスタイラスも提供される。おっと、しかも、防水である(お風呂の中で使ってもOK)。

by Serkan Toto on 2011年11月24日

ultra hd nhk

フルHDの解像度でもまだ不満な人は、その16倍ならどうだろう? 日本の国家的公共放送局NHKは、数年を費やし、Ultra HDと呼ばれる技術を開発してきたが、ついに最初の大々的なテストを一般公開で行うことになった。

NHKは、来年のロンドンオリンピックの一般放送の一部を、Ultra HDの解像度(7680×4320)で行う予定だ。その番組の配信は、日本だけでなくイギリスと合衆国に対しても行われる。その大規模データによる国際放送のテストは、今年の3月に終了している。

by Serkan Toto on 2011年11月16日

geiger feat

日本のSanwa(三和製作所)が、Geiger Fukushima(ガイガーFUKUSHIMA)と名付けた製品を発売した。iPhoneに接続して使うガイガーカウンターで、本体重量70グラム、ユーザの身辺のベータ線とガンマ線を測定する。長さ14センチのプローブをiPhoneに接続して、専用のアプリを起動すると、測定値がiPhoneの画面に表示される。

ポータブルのガイガーカウンターはすでにいろいろ出回っているが、この製品はiPhoneを利用することにより低価格にしたことがミソ。ハンドセットとGeiger Fukushimaだけあればよい。日本の外からでも注文できる(Japan Trend Shopで203USドル)。

by Serkan Toto on 2011年11月16日

logo ginzametrics

Y-Combinatorの卒業生500 Startupsの支援を受けているスタートアップ、Ginzamarketsは同社のエンタープライズ向けSEOプラットフォーム、Ginzametricsのために130万ドルの資金の調達に成功したことを発表した(われわれの記事)。

投資者は500 StartupsVenture51に加えて、Jeff Miller、Ullas Naik、川田尚吾氏(日本の大手ソーシャルゲーム企業DeNAの共同創業者)、松崎良太氏(Rakutenの元事業企画調査部長)、Jay Weintraub、Aman Thapar、Stephen Culpといった著名なエンジェル投資家のグループだ。

by Serkan Toto on 2011年11月16日

burton 3d feat

2006年以来、日本の川崎市を本拠にするBurtonはスクリーンを使わず、何もない空中(あるいは水中)に3D映像を投影するAerial 3Dというテクノロジーの開発を行なってきた。私はこれこそ真の3D技術だと評したい。Burtonでは同社のレーザーを利用した技術が現在こうした真の3Dを実現している唯一の例だとしている。

現行システムでは、毎秒5万ドットの光点を3次元空間内に表示することができる(2006年にはわずか1000ドットだった)。フレームレートは毎秒10ないし15コマだ。Aerial3Dはレーザー光を空中に焦点を結ばせてプラズマ励起現象によって空気中の窒素、酸素の原子を発光させる。

by Serkan Toto on 2011年11月10日

日本最大の携帯電話キャリア、NTT Docomoが、携帯電話向けリアルタイム日英双方向翻訳サービスを開発した。この種のサービスとしては業界初だ。利用者が電話機で何かを話すと、翻訳結果が音声で聞こえてくる。
下のビデオを見てもわかるが、このサービスは負荷の高い作業をクラウドに委ねており、真の「リアルタイム」とはいかないが、かなりそれに近い。NTT Docomoは、通話中でも、対面でもこのサービスを使えると言っている。

同社は音声認識の成功率を、日本語で90%、英語で80%(他言語も近く追加される予定)としている。これは本誌が5月にこのサービスを初めて紹介した時の15~20%と比べて格段の進歩だ。

by Serkan Toto on 2011年11月9日

X-info Table

タブレットと言えば7インチ、9インチ、10インチなどが相場だが、日本のNECは今日、52インチの”タブレット”を発表した。商品名がX-info Tableで、画面はフルHDだ。過去の類似製品と同じくこの製品も、同時に複数のユーザが簡単に、画面を見たりコンテンツを変えたりできることが目的だ。

NECによれば、X-info Tableは、最大10までの同時タッチをサポートしている。

その基本仕様は:

by Serkan Toto on 2011年11月8日

Picture 1慶応大学の舘教授は、1980年代からテレプレゼンスロボットの研究を続けている。そして発表されたTELESAR Vはテレイグジスタンス・ロボットアバターと呼ばれ、舘研究室のこれまでの集大成となっている。ロボットは視覚、聴覚、および触覚までをも遠隔地に伝えることができ、人々を時間的空間的制約から解き放つものとして期待されている。

ロボットの機能として目指すのは、遠隔地においてオルターエゴ(アバターと言った方がわかりやすいだろうか)として動くようなレベルだ。遠隔地で動くロボットの視覚を通してオペレーターも同じ物を見て、そしてロボットが耳にするものを聞く。最新のモデルVでは、手に埋め込んだセンサーを通してロボットが触ったものの「形」や「温度」までを感じることができる。

by Serkan Toto on 2011年11月5日

Picture 1

裸眼の3Dディスプレイは、その大きなものももはや珍しくないが、問題が一つある。専用の眼鏡をかける方式に比べて、3D効果が弱いことだ。日本のTsukuba University(筑波大学)のProfessor Kakeya(掛谷英紀准教授, メディア工学)は、この問題の解決を目指している。

彼の3Dディスプレイの原理は、とても単純だ。複数のレイヤ(層)とレンズを使って、奥行きの感覚を強める。Professor Kakeyaは、次のように説明している:

by Serkan Toto on 2011年11月4日

primer_v2_s35pこれまでに、さまざまなパフォーマンスを行うロボットを紹介してきた。今回紹介するロボットはなかなか珍しい。人間のように自転車を乗りこなす小さな人間型ホビーロボットなのだ。自転車に乗るロボットが初めてというわけではない(村田製作所のものや、PanasonicのEVOLTAロボットなどもあった)。しかしこの度紹介するロボットは、標準の構成で僅か2,220ドルしかしない。

日本のDr. Gueroが日本の近藤科学がリリースしている二足歩行ロボットのKHR-3HVを改造して製作したものだ。ちなみにKHR-3HVは数年前からロボットストアで販売されている。このロボットは自力で自転車を止めて、そして再度走りだすこともできる。なかなか見事な自転車操縦ぶりだ。

by Serkan Toto on 2011年11月3日

LoiLo_Companylogo

LoiLoScopeという強力なビデオエディタを本誌が取り上げたのは、1年前だ。しかしその後、メーカーのLoiLoは、成功に甘んずることなくイノベーションを継続し、このほど、アップデートバージョンとしてLoiLoScope 2をリリースした。LoiLoScopeはWebサービスではなく、Windows用の商用アプリケーションだが(システム要件)、今回の’2′も、優れている点は前と変わらない: 使いやすいUI(プロ/アマ両方向き)、豊富な編集機能、そして、ビデオ処理にCPUではなくGPUを使うという、極めつけの技術的特徴。

最近のGPUは高速でしかも専用メモリをぜいたくに持っているから、LoiLoScopeはHDビデオの編集やプレビューがリアルタイムでできる*。つまり編集作業中に同時にその結果を見ながら作業ができる。処理が終わるのを待たなくてもよい。サポートしているビデオのフォーマット(入力/出力)の長い々々リストがここにある。

by Serkan Toto on 2011年11月1日

dena gree

GREEMobageというブランド名はアメリカやヨーロッパの読者には(まだ)なじみが薄いだろう。しかしこれらのモバイル・ソーシャルゲームのプラットフォームは日本で大成功を収めている。その運営会社は東京を本拠とするGREEDeNAだが、今日、いくつか巨大な数字が含まれる業績を発表した。

DeNA(時価総額64億ドル)は、今年の第2四半期(7月から9月)の売上高を346億円と発表した。 営業利益は驚くなかれ154億円だという。これはそれぞれ対前年同期比で28%、13%の増加となる。

この数字自体は巨額だが(特にその90%がゲーム関係であることを考えればなおさらだ)、DeNAは対前期では必ずしも好成績ではなかった。第1四半期から第2四半期にかけて売上高は頭打ち(プラスマイナスがゼロ)、営業利益は3%のマイナスだった。四半期決算資料は、英語日本語が用意されている。

by Serkan Toto on 2011年10月19日

cerevo featured

日本のCerevoが、“Live Shell”と名付けた新製品を昨日(米国時間10/17)発表した。PCを使わずにライブのビデオを(Ustreamから)ストリーミングできる、小さなデバイスだ。同社は昨年、”Livebox”という同様の製品を発売したが、それに比べると大きく改良されている。

Live Shellのサイズはわずか68×120×26mm、重量106gで、Ustream公認の証しに”Ustream Compatible”のマークがある。Webには、IEEE 802.11b/g/nのWi-Fi、モバイルのルータ、またはEthernetで接続する。

by Serkan Toto on 2011年10月15日

China Ping Pong Robot

それは、日本にはすでにあるし、ドイツにもあり、ベトナムにもある。そして今度は中国だ。中国東部のZhejiang University(浙江大学)の研究者たちが、卓球をするロボットを完成させた。開発に4年を要したこの2体の人型ロボットは、ロボット同士または人間を相手に、卓球を対戦できる。

ロボットの名前はKongとWu、身長160cm、体重55kg、関節が30ある。120fpsのハイスピードカメラで分析すると、このロボットたちは自分に向かって飛んでくるボールに対して0.05〜0.1秒で反応し、2.5cmの精度で捉えることができる。

by Serkan Toto on 2011年10月14日

hanger_jp-3

Web 2.0の次はShopping 2.0だそうだから、“対話型ハンガー”が日本に初お目見えしても驚いてはいけない。この、サービス過剰、ショッピング過剰、ファッション過剰、テクノロジ過剰の国では、それぐらい当たり前だ。その、問題のお店Vanquish(ヴァンキッシュ)は、東京都心のデパート109MEN’Sの中にある。

その仕組みはいたって簡単で、買い物客がハンガーを持ち上げると、上にあるコンピュータの画面に関連の画像やビデオが映し出される。たとえば、そのTシャツは実際に着るとどんな感じか、あるいは、これと合いそうなほかの服はどれどれか。

by Serkan Toto on 2011年10月9日

Picture 1CEATEC 2011にはお出かけになっただろうか。Panasonicはこの舞台で、他では見ることのないちょっとすごい洗髪ロボットの新型を発表した(最初のモデルは1年ほど前に発表されている)。このロボットは、髪を濡らしm,シャンプーして、コンディショナーを使い、そして乾かすという洗髪作業の一切を自律的に行うことができる。

前の型では全部で16本だった「指」も24本用意されている。スキャンシステムの性能も向上しており(このロボットは洗髪作業を行う前に、頭の形をスキャンするようになっている)、さらに快適な「ユーザ体験」を感じることができるのだという。ちなみに以前の型はコンディショニングや乾かす作業も行うことができなかった。

by Serkan Toto on 2011年10月6日

rohm

今年のCEATEC 2011で、Rohmのブースは通りすがりに見ただけだけど、でも展示物はなかなかおもしろいものだった。同社は、世界最小のチップ抵抗器を作ったのだ。サイズは0.3㎜ x 0.15㎜で、これまでのものより44%も小さい。

RohmはCEATECで、砂時計の中に砂の代わりにこの抵抗器を50万個入れて、その小ささをアピールしていた。

by Serkan Toto on 2011年9月30日

Picture 6
Disneyは2008年から、日本でMVNOをやっている(Disney Mobile)が、昨日(米国時間9/29)二つのAndroid携帯を発表した。そのうち、DM010SHは日本で10月に発売、DM011SHは12月だ(価格は未定)。

DM010SHはSharpのAQUOS 009SHがベースで、Android 2.3、4インチQHD液晶、8MP CMOSカメラ、Bluetooth、Wi-Fi、microSDHCスロット、デジタルテレビチューナー、電子財布機能、赤外線通信、といった仕様だ。

by Serkan Toto on 2011年9月16日

keio 3d

これは、まったく新しい3Dスクリーンだ。日本の慶応大学の研究チームが作ったこのディスプレイは、画面上の仮想3Dキャラクタにユーザが”触る”ことができる。このRePro3Dと名付けられた作品は、裸眼のフルパララックス3Dディスプレイに、触覚能力のあるインタフェイスを組み合わせて、ユーザが3D環境中の仮想オブジェクトを自分の指で操作できる。

制作者たちの説明: