多くのオンライン音楽サービスには共通の問題がある―他のユーザーと音楽を共有しようとすると設定や準備にえらく手間がかかってしまうのだ。ユーザー登録をしたらまずプレイリストを作り、そのサービスに登録している友だちを探すか、友だちを新しく招待し、その友だちが自分の好きな音楽を共有してくれることを願う、といった具合だ。そうやってなんとか環境を整えた後でも、自分がオンラインになった時間帯に十分な数の友だちがログインしていてくれていなくてはならない。
そこでBeatroboの登場だ。この新しいソーシャル音楽コミュニティーではオンラインでの共同リスニングのプロセスを自動化、非同期化することによってユーザー体験を改良しようという試みをしている。BeatroboではFacebookのアカウントを利用してサインアップすると、まずロボット・スタイルのアバターとリスニング・ルームが設定される。このときシステムがFBの「いいね!」を元にプレイリストを自動的に作り、同時にFBの友だちを同じくロボットのアバターで表示する(つまり、FB友だちはBeatroboにサインアップしていなくてもリスニング・ルームに表示される)。
続いてBeatroboはユーザーのプレイリストとFBの友だちのプレイリスト(これも「いいね!」などをベースに自動作成される)をYouTubeビデオを利用して自動的に再生する(Spotifyの場合、友だちのプレイリストを探しだしてマニュアルで再生ボタンを押す必要がある)。再生している曲はロボットアバターで表示される。