Takeshi Hirano
by Takeshi Hirano on 2011年4月20日

先週の金曜日に開催されたTECLOSION 2011 Spring(主催:DESIGN IT!, LLC.)ではスタートアップに関する幅広い話題が提供された。主催者の篠原稔和氏がオープニングで「日本のテクノロジーが問われている。もう一度日本から、アジアからスタートアップを生み出したい」とメッセージを送った通り、いまこそ「世界を変える」使命を担った起業家に期待されることは大きい。

読者のみなさんはご存知の通り、TechCrunch Japanは4月1日からAOLジャパンの運営になった。今回開催されたイベントTeclosionの主催は前運営のDESIGN IT!だ。東京CampStartup Meetingなど、これまでもスタートアップの育成やデビューを、このようなイベントやメディア活動を通して支援してきた。今後についても「インキュベーション的な位置づけでイベントを開催」(篠原氏)していくそうだ。

さて、イベントやメディアといった「お披露目」の活動がスタートアップにとって重要であると同時に、大きな課題となるのが「資金調達」だ。特に日本ではシリコンバレーのように調達した額やそのものの事実、誰がどこにいくら投資したか、といった情報をあまり開示する傾向にない。

by Takeshi Hirano on 2011年4月15日

今日開催されたTeclosion2011の初代最優秀賞者はWondershakeに決定した。おめでとう!並みいる強豪サービスを押しのけて最優秀賞をとったことももちろんだが、彼らが最初から全米をターゲットに展開を考えていることは、今、震災を経験してさまざまな活動が停滞しているなか、非常に勇気づけられた。ありがとう!

Wondershakeは自分のいる場所を中心に興味のあるユーザーを探し出してコミュニケーションをしようというサービスだ。今年のSXSWで注目されたyobongoや巨額の投資で話題のcolor、頓智・のリリースしたDOMOなど、フォローやフォロワーといった関係性ではなく、位置を起点にしたあらたなソーシャルグラフの形成は最近急激に注目を集めつつある。

by Takeshi Hirano on 2011年4月15日

今日の秋葉原は密度が濃かったー本日開催された日本のスタートアップ注目株を発見するイベントTeclosion2011の会場は、日本のテク界隈を代表する起業家とこれからの日本をつくっていくであろうスタートアップ、そしてその爆発を期待する多くの参加者で溢れんばかりの盛況だった。

イベントの冒頭でおこなわれたセッションにはミクシィの笠原健治氏、GMOインターネットの熊谷正寿氏、NHN Japanの森川亮氏が参加し、これから起業を目指すスタートアップの卵に向けていくつかの質問に答えた。

by Takeshi Hirano on 2011年4月15日

日本を「二番目のホーム」と語るEvernote CEOのフィル・リービン氏が、本日開催されているTeclosionで起業についての興味深いキーノートスピーチを披露してくれた。

Evernoteは日本でも人気のサービスで、現在のユーザー数は850万人、日本のユーザーは実に全世界で28%の割合にもなる。このEvernoteはフィル氏にとって3番目の会社だそうだ。

フィル氏は「3回起業した私だからいえる。今は起業にとても適した時期だ」と語る。「スタートアップのテクノロジー企業を立ち上げるときによくいわれたのが『最高の製品が常に勝つとは限らない』という言葉だ。なぜ今が一番よいタイミングなのかは、この言葉が今はそれほどそうではなくなってきているから」と持論を展開する。そしてその理由として5つの環境の変化を挙げた。(下記スライド参照)

by Takeshi Hirano on 2011年3月1日

「I FIND YOU! I SEND “DOMO” TO YOU! BOOM!!!」(気が合う仲間を見つけたら即domoする!「ブン!」たったそれだけなんだ。)ーー頓智・がまたもやサンフランシスコでやってくれた。2008年TechCrunch50の会場を熱狂の渦に巻き込んだ彼らの用意したプロダクトは「DOMO」。そこにセカイカメラはなかった。

LAUNCHカンファレンスはあのTechCrunch50(初回は40)をマイケル・アーリントン編集長と一緒に立ち上げたジェイソン・カラカニス氏の新プロジェクト。頓智・はこのスタートアップローンチイベントの会場で長らくの間準備してきたDOMOを披露した。2008年同様に会場は盛り上がったが、あのときと違うのは実際にプロダクトが高い完成度をもって「もう動いている」という事実だ。

by Takeshi Hirano on 2011年2月28日

ソーシャルメディアがどんどん身近になる昨今、特に読者のみなさんであればTwitterやfacebookなどなんらかしらのアカウントをお持ちだろう。特にfacebookは昨年の映画「ソーシャルネットワーク」発表後あたりからTechCrunch Japanのページでも大きくアクティブユーザーを伸ばしている。

なぜ、ここまでソーシャルメディアは伸びたのだろうか?その一つの答えが今日の新サービス発表会にあったかもしれない。インターネットコミュニケーションサービスを提供するきずなは今日、3月末に自社の運営するソーシャルメディアクライアント「kizna」をパブリックベータに移行すると発表した。

「ソーシャルで顧客対応すれば企業のファンを増やすことになる」ーー豚組など六本木周辺に複数の飲食店も経営するきずな代表の中村仁氏は、開発にあたり自身の成功体験を会場に伝えた。同時に彼は以前寄稿してくれたこの記事の通り、マーケティングのスペシャリストでもある。論理的な組み立てと現場での体験を元に彼はどのようなサービスを生み出したのだろうか。

by Takeshi Hirano on 2011年2月18日

ネット家電を開発・販売するCerevoは新たに2億5000万円の出資を受け入れたことを発表した。一部を資本準備金とし、資本金は2億460万円となる。

今回の増資はこれまでもCerevoを支援してきたイノーヴァを中心に、インスパイア・テクノロジー・イノベーション・ファンドネオステラ・キャピタルが参加している。

調達に関して同社代表の岩佐琢磨氏に目的を聞いたところ「新商品開発とグローバル展開」の二点を教えてくれた。新商品の具体的な内容については回答してくれなかったが、リリース時期については「年内には確実に」発表するそうだ。また、グローバル展開のエリアについても明言は避けながらもおそらくこれまで北米中心にCerevoCam等の商品アピールをしてきた経緯から急にアジアやヨーロッパへ方向転換することは考えにくい。

by Takeshi Hirano on 2011年2月17日

みなさんはGoogle Appsを既に利用しているだろうか。独自ドメインでGoogleが提供しているGmailやドキュメント、カレンダーなどのウェブアプリが利用可能になるサービスだ。導入している企業一覧には、特にセキュリティに関する話題から外部サーバーへの情報ホストが難しかったような企業まで名前を見つけることができる。利用の幅が広がっているのだろう。

Google Appsの利点はなにをおいてもその使いやすさだ。ドメインさえ持っていればウェブインターフェースから数ステップでセットアップが終了する。ただ利用開始にはある一つの壁をクリアしなければならないーーそう、DNSの設定だ。もちろんGoogleでドメインを取得した場合は必要ないが、ドメインを既に取得、運用しているケースの方が多いだろう。

Dozens(ダズンズ)はこのGoogle Appsのドメイン設定を非常に簡単にしてくれるDNSサービスだ。既に取得しているドメインのDNSにここを指定し、Google Appsから発行されるコードを入力するだけでCNAMEやMXレコードなどを自動的に設定してくれる。開発元のワンダーウォールの松田顕氏は「この設定が実は結構面倒で、単体のDNSが欲しいなと思って」立ち上げたサービスのきっかけを教えてくれた。

by Takeshi Hirano on 2011年2月11日

クラウドファンディングやソーシャルファンディング、こういったキーワードを読者のみなさんであれば耳にしたことがあるはずだ。最近では「オープンソース版facebook」Diasporaが39日で6500人の出資者から20万ドルを集めるという大成功をおさめたことで、プラットフォーム側のKickstarterの話題に火がついた感がある。その後もこだわりのガジェット制作の資金調達や映画製作などの案件に対して多数の「パトロン」が生まれている。

投資した金額に対するリターンによってのいくつかのモデルがあるのだが、おおよそ共通しているのはプロジェクトに対して資金を募り、共同購入のようなある一定期間の間に契約が成立するかどうかという部分だ。

話題になっているKickstarterは投資した資金に対するリターンを金銭的な利益ではなく、購入(例えば映画に投資したらエンドロールに名前が載るなど)で返すのが特徴になる。仕組みや競合などについてはこの記事を参考に頂きたい。

by Takeshi Hirano on 2011年1月19日

東京の渋谷Ustreamスタジオでエフルートの尾下氏とゼロスタートの山崎氏がエンジニアの教育についてUstream対談をおこなった同日、中継切り替えの方法で福岡でスタートアップ5社によるサービス・デモも配信した。残念ながら会場の回線の関係で思った以上にやりとりが難しかったが、サービスの概要を知るには充分なデモンストレーションだった。

スタートアップの取材でもっとも困るのは相手が遠い地域にいる場合だ。出来る限り取材は面と向かい合っておこないたい。しかし、それにこだわるあまり、多くの機会を失っているのも事実だ。場所によってチャンスが減るというのもいかにもネットらしくないので、今回の記事企画ではUstreamによる中継でスタートアップ・デモを配信、そこで取材することにした。これで場所の制約から開放される…ことを期待してのことだ。

5社のプレゼンテーションは1本のムービーにまとめてある。概要については下記に記しておくので、ぜひ興味ある方は各社のプレゼンテーションに耳を傾けてほしい。

by Takeshi Hirano on 2011年1月18日

2011年もやはりソーシャルの年なのだと思わせるニュースが入ってきた。GREEは今日、アドエクスチェンジ運営のアトランティスを子会社化し、スマートフォンにおけるアドネットワーク事業を新たに開始すると発表した

買収の金額は明示されていないもののリリースによる取得株式を計算すると約22億円になるようだ。Zyngaによるウノウ買収が数十億円という話題だったが、今回は国内同士、しかもそれぞれが創業10年以内というしばらくみなかったケースだろう。2007年創業のアトランティスは社員数15名、ベンチャーキャピタルや広告代理店が株主として参加している。

by Takeshi Hirano on 2011年1月18日

昨年2010年は人材の獲得、特にエンジニアの需要が急激に増加したことを肌で実感できた年だった。例えば昨年大きく躍進したソーシャルアプリプロバイダー各社は考え方こそ様々だが、調達を成功させ、人員を大きく増やして勝負をかけるgumiのようなプレーヤーも出現している。当然プラットフォーム側もあの手この手で人員の獲得に尽力している。

獲得か育成かーーこの問いに明快な答えを求めるのは難しい。一部で議論の巻き起こった高額な入社支度金などもスピードを重視した経営判断とも取れるだろう。

by Takeshi Hirano on 2011年1月17日

2010年の暮れ、頓智ドットのオフィスから2011年ソーシャルの次というかなり難解なテーマでパネル企画をUstream放送した。パネリストの面々はそれぞれソーシャルになんからかの形で携わりながら走り続けるプレイヤー達だ。パネルから見えてきたのは明快な答えではなく、このソーシャルという時代のなかで日本からどうやって戦うかというそれぞれの考え方だったように思える。

オンラインからオフラインへーー頓智ドットの新展開「Domo」

まず、冒頭に頓智ドット井口尊仁氏が今回のパネルを前にキーワードとなりそうなプレゼンテーションを披露。O20(Online to Offline、オンラインからオフラインへ)というキーワードをベースに、現在ソーシャルウェブで巻き起こるトレンドと自社の新戦略「Domo」について解説。「ソーシャルの次は何か、そしてなかなかスケールしづらい日本でスタートアップがどのような展開をするべきか」とパネリストに投げかけた。

by Takeshi Hirano on 2010年12月22日

Road across the moor 22010年はソーシャルが大きく躍進した年と云って過言でなかった。低調だった情報関連企業への投資ムードも盛り返し、ソーシャルゲーム、共同購入など新しいビジネスモデルに勝負をかけるスタートアップが多数出現した。

市場が加熱する一方、エンジニアを中心とする人材の受給バランスは大きく崩れている。エンジニアはどのように育ち、どのような未来がまっているのかーー放送の前半はこのテーマに対してそれぞれ独自の取り組みをおこなう2社をお招きして対談形式でお届けする。

後半は福岡に中継を移して、スタートアップを含む5社によるウェブサービスの紹介をライトニングトーク形式でお送りする。これまでTechCrunch Japanでは様々なイベントを通じてスタートアップ各社と出会ってきたが、やはり東京に集中している感は否めない。

他の地域に取り組みをおこなう意欲あるスタートアップにどうやって辿り着くべきか。今回の放送ではその地域間の問題を乗り越える一歩になれればとというチャレンジでもある。プレゼンテーションしてくれるサービスを記しておく。

by Takeshi Hirano on 2010年12月21日

facebookのマークザッカーバーグがTime誌の2010年「今年の人」に選ばれたーー5億以上のユーザーをつなぎ、年間20億ドルをたたき出すビジネスを造り上げたfacebook。

後につづくTwitterをはじめ、日本でもDeNA、GREE、mixiがそれぞれ「人々のつながり」を巨大な市場に変貌させようとしのぎを削っている。

では、この人とのつながりーソーシャルグラフは今後どこにいくのだろうか。メディア、ゲーム、位置、モバイル…様々な切り口でこの市場を「モノ」にしようとする群雄割拠の中、新たなコンセプトを打ち出すものもでてきた。

2011年を目前に日本のソーシャルプレイヤー達はどのような戦いを仕掛け、どこに向かうのかー。日本のソーシャルを現場から支えるスタートアップ数社とともにパネル形式でお届けする。

by Takeshi Hirano on 2010年12月3日

急激な成長、短期間での世界的な展開、次々ときまる巨額投資に買収の噂。世界で勃発したクーポン共同購入戦争は、2010年に日本に飛び火、4月のPikuローンチを皮切りに、猛烈なスピードでそのクローンを増やすことになる。

大手リクルートの参入日本版Grouponの攻勢で業界はさらにヒートアップ、現場から聞こえてくる激しい営業合戦は「IT」という言葉のイメージからかけ離れた肉弾戦の様相を呈している。各社の戦略も多少の違いはあれど、営業人員を増やして販売エリアを拡大させるパワープレイが主流、最近はテレビCMもバンバン流れるようになった。

by Takeshi Hirano on 2010年11月22日

現役の大学生がスタートアップして始めたサービスFlutterScapeを紹介したのは今年の3月。「海外から見た日本はおもしろい!」というコンセプトのもと、日本の何気ない日常商品やアニメグッズなどを海外に向けて販売するサービスを立ち上げ、順調にサービスを拡大。

開始当初500人ほどだったセラーは3倍の1500人、バイヤーは5万人にまで増えた。サイトの詳細については以前の記事を参照頂きたい。(ちなみにCEOの柿山丈博氏は今年3月で無事大学を卒業したそう!)

5月にはそれまで起業支援を受けていたネットプライスから独立、現在はネットプライスをはじめオークファン、デジタルガレージなどの資金調達を受けながらサービスの改良をつづけ、9月にシンガポールでおこなわれたAccelerate 2010(現地の主要テレコムSingTelが主催)ではセカイカメラやTwitCastingなどと並び、アジアの主要スタートアップトップ10に選ばれるなど、海外からの評価も高い。

by Takeshi Hirano on 2010年11月8日

今日おこなわれた冬-春モデル発表会で、NTTドコモは既存機種に加え、新しく発表されたドコモのアンドロイド端末3機種にEvernoteがプリインストールされて出荷されることになると発表した。

対応している機種は今日発表されたREGZA Phone(T-01C)、LYNX 3D(SH-03C)、Optimus chat(L-04C)と既に販売が開始されているGALAXY S(SC−02B)と発売予定のGALAXY Tab(SC-01C)の5つとなる。

イベントではEvernote CEOのPhil Libin氏が登壇し、ドコモの技術陣と協力することでドコモのアンドロイドに最適化された最高の使い心地のEvernoteクライアントを開発したと、アンドロイド対応のEvernoteの最新版(2.0版)を紹介。

by Takeshi Hirano on 2010年11月8日

11月4日に実施したUstreamAsia × Cerevo対談は大変興味深いものだった!オープンペイパービュー(有料視聴課金)、アドフリー(広告排除)、ライブ動画ビジネスの具体的なシーンやCerevo製品を使った配信の方法、BroadcasterのiPhone4対応など、これからUstreamというプラットフォーム上で巻き起こるさまざまな話題に、400人近い読者の方々が耳を傾けてくれた。本稿で書ききれない程トピックスが満載だったので、是非録画もご覧頂きたい。

UstreamAsia代表の中川具隆氏は冒頭に「動画においてスポット的な広告だけでビジネスを成立させることは難しい」と有料サービス開始の背景を説明。新たに発表されたアドフリーが「通常、配信する際にUstream側が設定した広告が挿入されることになるが、これを排除して自分たちの広告を挿入することができる商品」と解説。

by Takeshi Hirano on 2010年11月4日

本日19時よりTechCrunch Japan特別企画、【Ustream Asia×Cerevo 対談「有料視聴でライブ動画はビジネスになるのか」】をお送りします。

Ustreamがついに有料視聴を始めるーーこのニュースが流れたとき、多くの読者がTwitterやはてなブックマーク上で反応を示してくれた。

その多くは歓迎するものだったが、一部では2008年にすでに開始しているStickamの有料視聴課金(Pay per live)などを引き合いに、本当に成功するのかという疑問の声もある。

ネット動画のビジネスはどうなるのかーーぜひ今日の配信をご期待頂きたい。

Ustream放送イベント概要

放送日時:2010年11月4日 19時〜20時(予定)
配信チャンネル:techcrunch-japan
ハッシュタグ:#tcjptv
出演(敬称略)
Ustream Asia株式会社 代表取締役社長 中川具隆
株式会社Cerevo 代表取締役社長 岩佐琢磨

by Takeshi Hirano on 2010年11月2日

ごった返すad:techの会場は2日間で1万559人(実人数6,321人)という過去最高の動員を記録したそうだ。確かにリアルタイムやソーシャルなど、ネットのトレンドが大きく動きをみせた2010年、新しい動向をキャッチしたいというムードが参加意欲を刺激したのかもしれない。

実施される多数のセッション中、もっとも参加者が多かったのが「ソーシャルメディアトラッキング、キャンペーンの効果測定」の会場だ。このセッションはBatesHook, Inc.のUwe Hook氏、StatsitのMikko Kotila氏、スケダチの高広伯彦氏、アジャイルメディア・ネットワークの徳力基彦氏をパネリストに、大和ハウス工業の大島茂氏のモデレートで実施された。

mixi、Twitter、facebook。ビジネスにおけるソーシャルの活用はゲームにとどまらず、共同購入や集客など具体的な効果を上げる事例が数多くなった。利用する企業はこれをどのように効果測定すべきかーーそこで語られた内容は具体的なソーシャルメディアの効果測定テクニックというよりはマーケティングの一部としてのソーシャルメディアの位置づけだったように思う。

by Takeshi Hirano on 2010年11月1日

今日、GMOインターネットはアンドロイド向けのマーケットプレース「@GMOゲームセンター」を発表した。iPhoneや他のアンドロイドマーケットと違い、@GMOゲームセンターはゲーム特化型のアンドロイドマーケット。

国内の収益分配はストア側に30%の手数料で利用が可能となる。VIVID Runtimeという開発用SDKを提供し、ワンソースでマルチOS、マルチデバイスに対応が可能。SDKは今日からダウンロードが開始される。

主要3キャリアの決済についてはauかんたん決済が11月26日サービス開始。2011年に順次提供予定とされるドコモマーケットのspモードやソフトバンクのアプリストアの決済にも順次対応予定。各キャリアのマーケットプレースからもダウンロードできる導線を確保するという。またそのストアの発表に合わせて賞金総額3000万円のアプリコンテスト「アンドロイドやろうぜ by GMO」コンテストの開催も発表した。

by Takeshi Hirano on 2010年10月26日

IMGP0509今日、ニコンはネットで2D画像を3D画像に変換し、専用デジタルフォトフレームで再生するサービス、my Picturetown 3Dを開始すると発表した。従来、専用カメラで撮影が必要だった3D画像作成をウェブサービス上での変換で対応することで、これまで撮り貯めた普通のデジタル写真をすべて3D対応にできるのが特徴だ。

サービスの登録は今日からで、12月1日の開始を予定している。利用したいユーザーはmy Picturetownに会員登録し、月額1,995円、もしくは年会費1万9950円を支払えば専用のデジタルフォトフレームがレンタルで提供される。月に3枚の3D変換サービスを受けることができ、それ以上の変換は1枚ごとに300円が別途かかる。

なお、my Picturetownの無料アカウントで取得できる2GBのストレージに入っている2D画像も閲覧が可能だが、それ専用の料金設定はない。

by Takeshi Hirano on 2010年10月25日

ソーシャルウェブ、リアルタイムデータ、フラッシュマーケティング、この3つのキーワードがトレンドだとある投資家が語ったのが今年の半ば頃。日本でもおびただしい量の共同購入サービスが生まれ、ソーシャルゲーム市場は文字通り「真っ赤な海」となってますますヒートアップを続けている。

ではなぜ突然ともいえるサービスの成功が続いたのだろうか。いくつもの答えはあるだろうが、やはりその大きな要因のひとつにトラフィックの変化があるだろう。

ソーシャルかつリアルタイムなウェブの流れは、Googleや日本のYahoo Japanが作りだす検索結果とは違った、極めてレコメンドの効いた、かつ安価なトラフィックを生み出した。これは共同購入やソーシャルゲームなどとの相性がよく、新しいビジネスを成功に導く大きな要因となったのは間違いない。

by Takeshi Hirano on 2010年10月19日

Instagramの勢いは本物かもしれない。写真を通じて友達とつながる洗練されたコミュニケーションインターフェースは瞬く間に10万ユーザーを獲得し、私のまわりもプチ「Instagramブーム」が起きている。そんなInstagramの評価に「写真共有サービス版のTwitter」というものがあったが、まさしく的を射た表現だと感じた。

そして写真共有にTwitterがあるのなら、こちらはさしずめ「写真共有サービス版のfoursquare」といえるかもしれない。写真でスポットにチェックインする写真共有サービスSteplyだ。リリース前に紹介した記事はここにある。

香港のスタートアップ でSteplyを開発したStepcase CEOのLeon Ho氏は、新たにリリースした無料のiPhone向けフィルタリングアプリPhototreatsが、4日で10万ダウンロードを超えたと教えてくれた。Phototreatsは写真に12種類のフィルタリングをかけられるアプリで、アプリ内課金で有料のフィルタも購入することができる。少しややこしいが写真共有サービスのSteplyがこのPhototreatsに組み込まれたスタイルで提供されている。