Takeshi Hirano
by Takeshi Hirano on 2010年10月18日

もうお腹いっぱいだ。でもまだこの市場は拡大するのだろう。今日、リクルートはデジタルコンテンツ市場への事業展開を目的にしたコンテンツ提供会社「ニジボックス」の設立を発表した

代表は現在リクルートの研究機関でマッシュアップアワードなどでも知られるメディアテクノロジーラボ局長の木村稔氏が就任、2011年1月から本格的に業務を開始する。メディアテクノロジーラボ自体はリサーチやサービス開発の継続しているため、名称そのままに残る。

なにも突然という訳ではない。今回発表にあたったメディアテクノロジーラボでは2007年の発足以来、28の携帯電話向け公式サイト、mixi、GREE、DeNA向けソーシャルアプリを2本、iPhone、Android向けのアプリもいくつか開発している。今回の設立はこれまでメディアテクノロジーラボで開発にあたっていたデジタルコンテンツユニットの資産を新会社に移管して事業化するというスタイルだ。

by Takeshi Hirano on 2010年10月14日

Zyngaのウノウ買収による日本進出、短期間に繰り広げられるDeNAの投資買収による米国への影響力拡大、スタートアップ、ポケラボの10億円の調達成功など、このマーケットに関する話題は無数に存在する。そして今日、またここにひとつ新しい話題を提供してくれるプレーヤーが現れた。gumiだ。

代表の国光宏尚氏によるとgumiは近々、GREEによる第三者割当を実施することになるという。調達の詳細な額は伏せられたが、国光氏によると「数億円規模」になるそうだ。また同氏は今回の調達に関して「体制の強化」を第一に挙げた。「携帯電話向けソーシャルアプリケーションプロバイダー(以下SAP)のNo.1を取る。これは一気にいかないといけない」と話すように、5月時点で20数名だったメンバーは現在80名以上で、この体制を年内に120名まで引き上げるのが具体的な目的のひとつになるそうだ。

by Takeshi Hirano on 2010年10月12日

10月8日、Cerevoは全てのビデオカメラをPC無しでUstream配信可能にするCEREVO LIVEBOX(以下LIVEBOX)の販売予約を開始した。価格は5万円でオフィシャルサイト、もしくはいくつかの取り扱い店舗で購入が可能だ。

Cerevoはネット家電を取り扱うスタートアップ。最初のプロダクトは写真を撮影すれば自動的に様々な共有サイトへアップロードしてくれるCEREVO CAMだ。その後、CEREVO CAMがアップデートしてCEREVO CAM live!となりUstreamへの配信に対応。117gほどの小さなカメラ単体でPC無しのライブ配信を実現している。

CEREVO CAM live!が単体でのUstream配信が可能だったのに対して、今度のLIVEBOXはカメラ部分が外部接続のため、ズームや表現など主に絵作りの箇所をそれぞれ既存の機材で自由に変更できるのが特徴だ。

by Takeshi Hirano on 2010年10月7日

ソーシャルウェブが成長し、ネットを介した人と人の距離がどんどん近くなっている。Twitterを開けばいま友人がなにをしているのか理解できるし、facebookを開けば今日イベントで仲良くなった友人をすぐに検索して繫がることができる。

mixiもオープンになり、このような時代に育った世代はこのことを当たり前として生活の一部に組み込むだろう。

「ありがとう」ーーどんどん広がるソーシャルウェブで毎日交わされる、つながるためのもっともシンプルな言葉。この「ありがとう」をもっと形にしたい、そんな発想でうまれたサービス、それがgifteeだ。New Context Conference 2010のイベント内でおこなわれたOpen Network LabのSeed Accelerator中間発表で最も高い評価を受けたサービスでもある。

by Takeshi Hirano on 2010年10月5日

初期立ち上げプレーヤーの大型資金調達、本家Grouponの日本上陸モール型サイトの登場、そして大手メディアの参入。

想像以上の話題をもたらしたという点で、この共同購入クーポンは2010年のウェブシーンに強烈なインパクトを与えてくれたといえるだろう。そして今日、また新しい話題がここに追加される。フリーミアムモデルのポンデだ。

by Takeshi Hirano on 2010年10月4日

ついに大手メディアまでここにやってくる。毎日新聞デジタルは10月4日、共同購入のサイト「毎ポン」を立ち上げ、この赤く煮えたぎるレッドオーシャンへ参戦することになった。

毎日新聞デジタルは毎日新聞社の子会社で主にウェブ関連の事業を担当している。2010年に入り、毎日jpのコンテンツであったまんたんウェブをサイトとしてリニューアルしたりするなど、自主でのネット事業展開も模索していたという。

もう読者のみなさんであればこのクーポンの共同購入サイトの仕組みを説明する必要はないだろう。新聞社という財産を使えるのが(もちろん制限は多分にあるだろうが)特徴になるといえばなるし、逆にこの戦場の正面玄関から堂々と入ってきたというのが新鮮ですらある。

by Takeshi Hirano on 2010年9月30日

クーポンの共同購入ではPiku、Q:podの大型の調達が話題になっていたが、また新たにそのステップへ駒を進めるプレーヤーが現れた。

KAUPONを運営する運営するキラメックスは今日グロービス・キャピタル・パートナーズから2億円の資金調達を実施したと発表した。

また「今回の資金調達で、更なる経営基盤の強化を図ると共に、現在関東・関西圏でサービス提供中のKAUPONの全国展開促進、マーケティング強化、人材拡充を予定」としているので、基本的には他のプレーヤー同様にビジネス基盤の強化が主な目的だろう。

by Takeshi Hirano on 2010年9月30日

ブラウザで図を作成できるフラッシュベースのウェブアプリケーション、Cacoo(カクー)がいよいよ正式版をリリースする。正式な発表は9月30日(本稿を公開している時点でまだアップデートはされていない)で、同時に開始される有料バージョンではいくつかの機能が追加されることになる。2009年11月にスタートしたベータ版のユーザー数は62000人、なかでも海外からの評価が高く6割は海外からのアクセスで、120カ国から利用されている。以前取り上げた際の記事はここにある。

Cacooを運営するヌーラボの縣俊貴氏によると有料版の価格は日本円で月額480円、年払いだと4800円。海外向けにはUSドルで月額4.95ドル、年間だと49ドルで提供される。これまでの無料版も継続して利用は可能。また、今後はチーム向けプランとして法人でまとめてアカウントが購入できるプランなども用意する予定だそうだ。

by Takeshi Hirano on 2010年9月30日

ここ数カ月におけるEvernoteのリリースラッシュはとどまるところを知らない。5月の記事で300万だったユーザー数は堅調に伸び続け、今日の段階で450万人、もう500万人までもうあとわずかというところまで来ている。CEOのPhil Libin氏によると現在、毎日1万1000人増えているというから、間違いなく近いうちにその通過音を耳にすることになるだろう。

堅調なのはユーザー数の伸びだけではない。ビジネス面についても興味深いデータを解説してくれた。今日の発表でPhil氏やパートナー企業がよく口にしていたのが「蓄積」というキーワードだ。「情報はエンターテインメントやソーシャルと違い、長く使えば使うほど、蓄積され価値が高まる」と考える同氏。これを証明するのがこのグラフだ。

by Takeshi Hirano on 2010年9月28日

本日開催されたGoogle Developer Dayでグーグルは日本向けにChrome Web Storeについてのアナウンスをおこなった。この内容は基本的に5月にサンフランシスコで行われたGoogle I/Oカンファレンスで発表されたもののプレビューだ。

改めておさらいするとユーザーはChromeブラウザを通して利用可能なウェブアプリケーションをこのストアから購入することができるようになる。同時に開発者は7000万のChromeブラウザユーザーに対してアプリを開発し販売することができるようになる。ただ、この7000万というユーザー数は5月のイベントで発表されたものと同じであるから、恐らくもう少し増えているだろう。

by Takeshi Hirano on 2010年9月22日

ウェブ上での投票ランキングは手軽にユーザーの声をコンテンツに反映できる定番の方法だ。価格.comの満足度ランキング食べログの口コミで評価される各種ランキングは誰もが一度は目にしたことがあるだろうし、なんらかの判断材料に使ったことのある人も多いはずだ。

シンプルなだけにこれ以上の進化がないかと思っていたランキングも、ソーシャルグラフと繫がるとまた新たな利用方法がみえてくるらしい。ーーそんなソーシャルウェブを強く意識したランキングサイト、それがVuzz(ヴァズ)だ。

Vuzzはユーザーが自由にランキングを作成して投票することができるシンプルなサービス。ユーザーが投票し続けることで興味が集まる情報が新鮮な状態で提供される仕組みだ。

by Takeshi Hirano on 2010年9月10日

mixiの世界展開が見えてきた。mixiはmeetup 2010の会場で中国のRenren、韓国のCyworldとの提携を発表した。共に各国最大手のソーシャルネットワークサイトで、この提携により、mixi上で提供するアプリケーションやサービスは今後(もちろん言語の変更は必要だが)中国、韓国での展開が容易になるだろう。

オープンソーシャルプラットフォームという共通のプラットフォーム上で規格が共通化されればまさにアジア展開への道が開かれることになる。

今回のアライアンスの主旨についてmixiの宮田拓弥氏は「提携の主旨としてはプラットフォームを共通化し、プラットフォーム間で(アプリが)流通しやすいようにする」ことが目的と語った。また「中国1億5000万、韓国2500万人、それにmixiをいれると2億人のユーザーにアプリを提供できるようになる」と話すようにインパクトは絶大だ。

by Takeshi Hirano on 2010年9月10日

今日公開されたmixi graph APIはmixi pluginに並んで重要なもののひとつだ。プラグインタイプがHTML形式で提供されるパーツであるのに対して、mixi graph APIはまさに「mixiそのもの」を提供することに他ならない。公開にあたり、楽天、はてななど既に導入をしている提携パートナーの発表があった。

ユーザーはこのAPIを通じてmixiのソーシャルグラフと繫がり、あらゆるサービスを生み出すことが出来るようになる。ーーそしてさらにこの話はウェブだけにとどまらない。

by Takeshi Hirano on 2010年9月10日

ついにmixiのトラフィックが開放される。mixiの原田明典氏は今日、mixi meetup 2010の会場で先日公開したmixiチェックを全てのユーザーに開放すると発表した。自分のサイトにこれらのソーシャルプラグインを導入したい場合は、HTMLのコードを取得して自由に設置することができる。

同氏が「mixiコネクトと呼んでいたものをmixi pluginとmixi graph APIに再整備した」と語るように、今日から提供されるのはHTML形式のmixi pluginとAPI形式のmixi graph APIだ。

特にmixi pluginのチェックボタンはfacebookの「いいね」ボタン同様「最も簡単にウェブをソーシャル化できる」機能で「簡単にいえばお気に入り。これを押せば友達にフィードが飛ぶ。これを本日から一般公開する」と語った。

by Takeshi Hirano on 2010年9月8日

今年もマッシュアップの季節が(ちょっと暑いけど)やってきたらしい。リクルートのメディアテクノロジーラボは今日、APIを使ってサービスをマッシュアップしてどのサービスが一番かを決めるイベント、Mashup Awards6(MA6)の開催を発表した。

今回のみどころについて、メディアテクノロジーラボの木村稔氏は「多様なマッシュアップ素材。全56社、179のAPIを提供してもらっている」と話すとおり、プラットフォームの充実がこれまでにない特徴だ。

例えばDeNAが提供するモバゲープラットフォームやPaypalの提供する課金プラットフォームの参加はこれまでにないアイデアを生んでくれそうで期待がもてる。木村氏は「前回は346作品の応募があった。今回は400作品を目標にしたい。デベロッパーにとって年に1回のお祭り。さまざまなよいサービスを生み出して日本のデベロッパーシーンを盛り上げたい」と抱負を語った。

by Takeshi Hirano on 2010年8月31日

爆発的に増え続けるクーポン共同購入系サイトの中、数分で完売を続けるスタートアップがある。KAUPOM(カウポン)だ。投資や提携などのビジネス的な話題が先行するなかで、一歩一歩、着実にチケット販売を積み上げている。ゼロからスタートした彼らが店舗、利用者を掴む方法はどこにあるのか。

5月10日に2人ではじまったKAUPONは、今アルバイト含めて10人ほどのチームで運営している。これまでに販売したチケットはおよそ10000枚。7月の販売売上げが1100万円だそうで、6月に比べて倍になっている。これまでで最も高額なチケットが7600円、平均単価が大体3000円ほど、ほぼすべて飲食系だ。

by Takeshi Hirano on 2010年8月30日

無料のノーカット映画配信を始めたYouTubeが日本で新たな商業コンテンツの配信を開始すると発表した。ーー今度はメジャーリーグ(MLB)全試合のノーカット映像だ。今日の発表によるとMLBアドバンスドメディアとパートナーシップを締結、YouTubeの「MLB.JP」チャンネルで配信を開始する。

視聴は全て無料で、今シーズンの試合は終了後36時間以内に見れるという。また、試合だけでなく、日本人選手のハイライトや一日の全試合結果をまとめた速報も視聴できる。

by Takeshi Hirano on 2010年8月28日

去年に引き続きWISHの季節がやってきた。次世代のウェブサービスを発見しようというこのイベントに集まった参加者は550人。熱気につつまれた会場ではまずアジャイルメディアネットワークの徳力基彦氏をモデレーターにグリーの田中良和氏、ミクシィの原田明典氏、デジタルガレージの枝洋樹氏で「日本のウェブはいかにして世界を目指すべきか」というテーマのセッションがおこなわれた。

by Takeshi Hirano on 2010年8月26日

頓智・(トンチドット)の動きが激しい。Open Airの公開からSoLARコンセプトの発表、セカイアプリの本格稼働を明らかにした新ビジョン発表会に、KDDIによる4.5億円の第三者割当増資の実施。広くなったオフィスには続々と新しいメンバーが加わっている。激しい動きの一方で、セカイカメラが2年前のプレゼンテーションで見せてくれた夢はまだ現実になっているとはいい難い。「BEYOND REALITY(セカイを超えて遊べ)」ーー新しく発表されたスローガンが向かう先に待っているのはどんなゴールなのか。CEOの井口尊仁氏に話を聞いた。

セカイカメラは「現実世界をタギングする」というコンセプトとセンセーショナルなパフォーマンスで世界を席巻したプロダクトだ。全世界に公開されたのが2009年12月。90カ国対応で今までダウンロードされた回数は120万になる。ユーザー数などについてはまだ非公開としながらも「foursquareやgowallaなどと同等のレベルで公開できる日が近い」そうだ。

by Takeshi Hirano on 2010年8月24日

何気ない日常のライフハックをソーシャルの力で作ろうというロケットスタートが運営するnanapiが新しいサービスを始めた。nanapiワークスは審査を経た登録ユーザーが記事を書くと1本あたり200〜500ポイント(1ポイント=1円相当)が貰えるというクラウドソーシングサービスだ。

審査を通ったユーザーに与えられる管理画面でオーダーを確認して自分が書けるテーマを選択することができる。書いた記事はnanapiに掲載されると同時に、企業プロモーション用のコンテンツとして提供されることもあるという。8月3日の開始以降、登録ライターは110人ほど、記事の依頼は60件ほどになるという。

立ち上げにあたってロケットスタート代表の古川健介氏は「蛇口をひねるようにコンテンツを作るサービス」を作りたかったと語る。「テーマを先に決めてCGMサイトを作ると読者と書き手が固定されてしまう。これだと1つのサイトが流行ったからといって次が流行るとは限らない」とこれまでの経験からCGMがヒットする要員が大きく「運」に左右されたと話す。

by Takeshi Hirano on 2010年8月23日

ファッションは楽しい。雑誌を読んでなにが”はやり”なのかを確かめて、みんなが同じようなトレンドに流されたら自分は少し違った方面から攻めてみる。時に失敗する。友達とわいわい会話して、一緒にバーゲンで並んだり、掘り出しのジーンズを求めて延々と古着屋を回ったり。

そう。ファッションは今までも常に「ソーシャル」な出来事なのだ。友達や回りがいるからこそ個性が見つかる。そんなわくわくするような楽しみ方が、ウェブをつかってもっと広がればいい。

iQONはコーディネートをソーシャルにつくりだす方法でその扉を開けようとチャレンジしているサービスだ。そんな彼らがついに実際のファッションコマースとの連動を開始しようとしている。連動するのはあの東京ガールズコレクション(TGC)の公式通販サイトファッションウォーカーだ。

by Takeshi Hirano on 2010年8月19日

Grouponがいよいよ日本にやってくる。Grouponの正式なリリースによるとGrouponはQ:podに第三者割当を実施してサイトと名称を変更、Groupon Japanを立ち上げるとし、これによってGrouponは29カ国、1300万人ユーザーにサービスを拡大させる。

2008年のローンチ以来、増え続ける従業員の数は実に1200人。なお、この一連の流れはインフィニティ・ベンチャーズLLPがアレンジしたと発表している。

※ちなみに本稿のインタビューは先週実施したものなので、急遽Groupon日本進出についてPiku側にコメントを求めたが、8月18日段階でまだ回答はない。アップデートがあればお知らせする。

by Takeshi Hirano on 2010年8月17日

取材を続けた香港スタートアップシーンの最終日、Startup Saturday 2010に参加をしてきた。香港のスタートアップたちが主体となって準備を重ねた1日のイベントで、会場となったCyberportには400人の来場者と、香港を中心に、中国、日本のスタートアップたちが参加。3つのセッション(スタートアップのライフサイクル、ファンディング、スタートアップの未来)とスタートアップが10分間でサービスをプレゼンテーションするショーケースで構成され、取材した香港のスタートアップシーンで出会った様々なことを思い出させてくれた。

中国か世界かーー香港のスタートアップはどのようなポジションを狙うべきか。最後のセッションで投げかけられたこの問は、私もこの取材で常に聞いてきた質問だ。明確な回答はまだない。特に中国については香港のスタートアップたちでさえ、様々なビジネス上の制約から難しさを感じているという話を聞いてきた。それでも成熟した北米と同様に、これからのマーケットである中国は常に追わなくてはならない対象であることは間違いない。

by Takeshi Hirano on 2010年8月17日

1カ月に渡り香港でスタートアップ事情を取材してきた。香港サイエンスアンドテクノロジーパーク(HKSTP)、Cyberportといったインキュベーションプログラムを持った政府の支援する施設ではファシリティやプログラムの素晴らしさはもちろんのことだったが、そこで起業に取り組む人たちの熱気や生活に触れることができたことは大変よい経験だった。

取材を続ける中で、香港で活動しているRoger Marshall氏というベテランのエンジェルに出会うことがあった。

彼はHKSTPのインキュベーションプログラムが用意するエンジェルネットワークの1人でもあり、メンターとしてもこのプログラムに関わっている。

by Takeshi Hirano on 2010年7月30日

ロケーションベースサービスのビジネスモデルについて新しい切り口をご紹介した前回に引き続き、後半ではチェックインさせるアプローチについて2つのスタートアップをご紹介させていただく。

チェックインをなぜするのかーーたまに行った場所の足跡を残すという人もいれば、なんとなく回りがやっているからという人もいる。当然、ローカルビジネスのモデルが回転している場所であれば、なんらかの特典が与えられるというのが動機付けとしては大きいだろう。しかし、それだけだったら本当にそういう場所でしかチェックインしないことになる。

2:写真でチェックインさせるSteply

foursquareの分析レポートで「55%の人が写真をアップロードしている」という面白い数字がある。foursquareが発表している数字ではないので、正確性はともかくとしてある一定数のユーザーは写真をアップするのが好きなようだ。場所を起点にしたソーシャルウェブ上での写真共有は会話のきっかけにもなるので単純に楽しいのだろう。