Backpack、カレンダーとボイスノート機能を追加
by Marshall Kirkpatrick on 2006年7月28日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

37Signalsは、コンシューマー向けにソフトウェアアズアサービス(SaaS)を提供する絵に描いたようなお手本企業。同社は、デスクトップに縛り付けられたアプリケーションに対してウェブ上にホストされたサービスの優位性を実証し、かつユーザーにも間違いなく喜ばれる方向へまた一歩を踏み出した。人気の高いパーソナル生産性ツールBackpackで、すべての有料版ユーザーに対してオンラインカレンダーの提供を始める。カレンダーのページは(公式アナウンスの前に)37SignalsのUpgradeページとRex Hammckのブログからリンクがある。Rexは最近MyBusiness に37Signals社のファウンダーJason Friedに関する記事を書いているが、今夜(米国時間7/26)自分のブログでカレンダー機能の発表をスクープした。

BackpackカレンダーのルックアンドフィールはGoogle Calendar (TechCrunchレビュー)に似ている。iCal フォーマットでのカレンダーの同期機能、自然言語での入力に加えてSMSアラート機能も備えている。

数日前37Signalsは外部のデベロパーCellTellのサービスと連携を正式に公表。CellTellのサービスを使えば電話のメッセージをBackpackのアカウントへ転送することができる。

数週間前われわれはActiveCollabについての記事を掲載した。AcctiveCollabは、37signalsの主力製品である企業向けサービスBasecampに対抗する無料、オープンソースのライバル。この記事をめぐって、ウェブ上にホストされるサービス(ソフトウエアアズアサービス)とダウンロードしてローカルサーバにインストールして使用するアプリケーションとの優位性をめぐって激しい議論が戦わされた。ホストサービスに支払うメンテナンス料金は(自前のサーバを維持するのにくらべて)問題にならないくらい安い、というのが多くの投稿者の主張だった。 [注: そのActiveCollab も昨日DreamHostを利用してワンクリックでホスティングというプランを発表している。]

このように37signalsには新しく大きな機能が追加され、また便利な外部サービスがサポートされるようになったわけだが、このこと自体がソフトウェアアズアサービスモデルの優位性を具体的に示すひとつの例となっている。ユーザーの利用するシステムがバージョンアップされてもユーザーはそのことに気づかずにすませることができる。次世代IEでさえ自動アップデートを採用すると、今日(米国時間7/26)発表されたところだ

Web 2.0については、ユーザー発信型メディアやタグ付けやAjaxに関して冷笑的な見方もあるわけだが、少なくともウェブ上で次第にサービスが中心となっていく傾向だけははっきりしてきたといえる。

[原文へ]

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