最近のギャンブル禁止令でSecond Lifeの住人が額に汗して稼いだ(または買った)リンデンドル(Second Life内の仮想通貨)の使い道が減ってしまった。
そこで株式の売買(人によってはギャンブルより投機的だという)がSecond Lifeで存在感を増し始めている。私も変装して(動画参照)大金が稼げるかどうか試しに行ってみた。
第一印象
World Stock Exchange (WSE)はSecond Life内に専用の島を持っていて、金ぴかのいかにも金がかかっていそうな多層階のビルに入っている。
3階のトレーディングフロアは訪問者が最初に訪れるロビーになっており、ATM(プレイヤーは株を売買するのにはまずデポジットを預けねばならない)が備えられている。取引の規則や年利率15.75%で融資を行なう銀行の広告も掲示されている。ロビーを歩いていくとラウンジがあり、カスタマーサービスのデスクが設けられている。ここには通常WSEのスタッフが詰めていて、顧客の質問に答えてくれる。
Second Life内での取引はなし
トレーディングフロアという名称は誤解を招きやすい。プレイヤーはSecond Lifeのインタフェース内からは取引ができない。企業の一覧リストの掲示板やIPO〔株式新規上場〕の情報などはクリックするとすべてWSEのウェブサイトにつながる。ビデオ閲覧エリアの周囲には株価掲示板がある。しかし株式取引のシンボルともいうべき伝統的なティッカーの掲示がないのが惜しまれる。
WSEのウェブサイトはシンプルだ。トレーディング・ルームのページでプレイヤーや株式の売買ができる。指値注文も可能だ。企業の一般的情報、過去の値動き、最近の取引状況などの情報も提供されている。
これで金が儲けられるのか?
試してみるしかない。30社ほどの企業情報を眺めた後、私はいくつかの企業に投資してみた。将来TechCrunchで運用の結果を報告できるかもしれない。
とりあえず、手始めに私は名前が良さそうな会社を選んだ。Hope Capital Limited (HCL) には大いに希望があるように思えたし、そもそも WSEの運営会社だから好成績を期待してもよさそうだ。Hype String (HYP) は何のストリングを作っているのかわからないが、ハイプ〔宣伝文句〕ならいつでも効果があるだろう。Spontaneous Rich Investments, Inc. (SRI) も響きがいいので買った。 Ginko Perpetual Bonds (GPB)は倒産したGinko Bankの残った財産で作られた。一時はL$26の最高値で取引されたこともあったのだから、現在の$L0.19はバカ安といっていいだろう。さらに私はポートフォリオに8月20に公開が予定されている新規上場株を2つ組み込んだ。Taft Worsley Enterprise (TWE)とApez Corp (APZ)だ。どちらもどんな会社なのかとんと知らないが、こういった市場での新規上場の歴史を考えれば値上がりは確実だろう。来週はさらに多様な投資を試みるつもりだ―その前に引退できるくらい大金が儲かっていれば別だが。
WSEのトレーディング・フロアーのツアービデオを作ってみた。〔パンダのアバターがDuncan Riley〕
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