Facebookはユーザー・データを流用しているからけしからんという批判がこの週末にぶり返している。Facebookはデータの目的外共有に対して、友達同士のレベルであれ、広告への利用であれ、ユーザーに拒否権(opt-out)を与えるべきだというのが一般的な議論のようだ。MoveOn.orgはFcebookへの正式な要望書まで作ってキャンペーンの先頭に立っている。彼らはFacebookがプライバシーを重視した設定をデフォールトとし、データ共有は明示的に許可する(opt-in)システムにするよう要求している。
これに対して、今まで私が見た中でもっともすぐれた論評だと思うが、Tony Hungが「大多数のユーザーはFacebookが〔プライバシー情報を含んだ〕データで何をしようと現在も将来も気にしないだろう。」と適切にもコメントしている。
しかしなぜ他の会社でなく、Facebookばかりが取り上げらるのだろう? それとも、ある会社が個人データに関して、レベルでも深さでも範囲でも全インターネットの相当部分を保有していることを皆な忘れているのだろうか? その会社というのはもちろんGoogleだ。Facebookのデータ保有量はGoogleに比べたらまるで大したことはない。たしかにFacebookのデータの利用の仕方には、一部のユーザーのマユをひそめさせるものがあるかもしれないが、保有しているデータの量と影響力はGoogleの方が比べものにならないくらい大きい。
スタートレックではないが、Googleという「ボーグ超生命体」にどんなデータを送ったのか、私は気にかけるのをとうにやめている。他の多くのユーザも同様だろう。Googleの「ライバルの存在についての議論」がFacebookについてもぴったり当てはまる。こういったサービスには常に有力なライバルがいるのだから、ユーザーが一つのサービスを使わねばならない理由はない。Facebookの場合も同じだ。ユーザーがFacebookがデータ共有に関して取っている立場がが気に入らなければどこか他所のSNSへ行けばよい。
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(翻訳:Namekawa, U)




