善行は所詮報われぬもの。昨日(米国時間6/20)CrunchGearで、NicholasがMac OS X LeopardのWWDCベータがOinkのBitTorrentウェブサイトにリークしたニュースを報じた。(Oinkというのは、BitTorrentの「秘密」だか「プライベート」と称する音楽専門のトラッカーだが、活発なMacソフトユーザーも多い。) われわれがこれを記事にしたのは、ものがものだったからだ。Leopardのコピーがインターネットに出回ること自体はニュースでもなんでもない。そんなことはどんなソフトにでも起きることだ。しかし、WWDCベータの「ビルド番号9A466」は、最新OSのファイナル間近のバージョンで、絶対にリークしないようにAppleが異常なまでに気遣っていたという噂の代物。よって、昨日の朝リークした時、ニュース性ありと判断した。
どうやらOinkユーザーの意見は違ったようだ。
記事が掲載されてから数分後、Oinkユーザーと思われる何人かが、この記事に対して正真正銘の「荒らし」コメントを寄こした。Nicholasがソフトウェアの不正リークを報告したからといって、どうしてその家族、特に母親に対して連中が罵詈雑言を欲びせる理由があるのか理解できない。しかし、それが奴らの特権なのか。もうひとつ言っておくべきこととして、記事が出た直後、問題のTorrentファイルはOinkの管理人によって削除されたが、すぐにまたアップロードされた。
それ以来Leopardベータはインターネット中に出回り、今では「The Pirate Bay」など、もっと広く知られたBitTorrentトラッカーにも置かれている。Usenetにアップロードされることにもなるようだ。どうやらこれでAppleが堰き止めるのは難しくなってしまった。
今日まる一日のほとんど、Oinkのウェブはダウンしていた。Leopardのリーク(さらにはわれわれの記事)と関係あるのかどうかはわからない。昨日Appleに、リークについて問い合わせをしたが返事はない。しかし、Appleをはじめ各社が、「プライーベート」と称するBitTorrentトラッカーで、同じようなことが起きていないかをたった今ウォッチしているのは間違いない。
Leopardのリークについて、Appleがどう反応するかが見ものだ。
[原文へ]




