Blogger.comが大変身!新ベータ版公開
by Marshall Kirkpatrick on 2006年8月15日

Blogger.comはGoogleが擁する先駆メディアのひとつ。そのBlogger.comがユーザビリティを改善し最先端の機能に乗り遅れぬよう、本格的アップグレードに乗り出した。ベータ版プレビューはbeta.blogger.comで見れる。僕が見た限りではまだ実用に耐えるほど安定性はよくないが、見れることは見れる。Bloggerユーザーにはベータ版乗り換えの告知が届くだろう。ネタを紹介してくれたGoogle Operating SystemのIonut Alex Chituに感謝。

Bloggerはサンフランシスコ拠点のPyra Labsが1999年に立ち上げた。2003年にGoogleが買収して以来メジャーな変更は行っていない。それでもBloggerは無料ブログを今すぐ開設、という人にとっては最速かつ最も簡単なチョイス。テンプレート・コードも自由にいじれる。

新機能とアップグレードされる機能は枚挙にいとまがないが、やはり長期的にはBloggerをGoogle Accountに統合することで生まれる違いが一番大きそう。技術に疎いユーザーのブログでは今のところGoogleのアドセンスぐらいしか出ていない。統合化となればアドセンス以外にもっとGoogle帝国からいろんな機能が簡単に取り込めるようになるはずだ。

もっとも、これまでのところ話題になっているのは、プライバシー設定とタグ、レイアウトのドラッグ&ドロップ、非テキスト要素をもっと簡単に盛り込んでいく手法など、それ以外の機能の部分だけどね。

Blogger.com では投稿のたびに全ブログを再構築するのでなく、今後は各投稿をBlogspotのサーバーに送信する。システムは今よりずっと使い易くなるだろう。また、Bloggerは全フィードを再発行するたびに既読のものまでフィードリーダーに未読として出てしまう問題があったが、たぶんこの問題も一挙解決だ。

プライバシー設定は「公開」、「非公開」、「招待者のみ公開」の3通りから選べる。非公開ブログはカウンターに反映されないので、オンライン投稿は全て公開の消費と見なすべきだとの議論もあるが、ブログ用ソフトのプロバイダーはその逆に賭けている。

投稿はタグ付けも可能。これまではタグ検索に出るよう投稿にひと手間必要だったが、そうした面倒も無くなる。テクノ音痴やrobot sploggerのブログが多いBlogger。この巨大ブログ空間がタグ対応になることで、タグ検索結果の構成にも大きな影響が出そうだ。

レイアウトのドラッグ&ドロップは素晴らしいの一言。ブログのテンプレート構築も、各パーツの位置変更もドラッグ&ドロップのインターフェイスで簡単にできる。これなら、抜群のユーザビリティを誇るシステムとしての地位を取り戻せそうだ。デフォルトのテンプレートもバリエーションが増える。

ページのドラッグ&ドロップで、外部のjavascriptなんかの要素も取り込める、それはいいんだが使い勝手はTypepadのウィジェット・メニューほどではない。

フィード。これは全コメントのフィード、投稿別コメントのフィードも可能となり、AtomではなくRSS 2.0に対応する。

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