2007年10月17日

Blurb、「クラウドソース」による本の製作をスタート

Mike Butcher

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Blurb Logo Small絵本専門自費出版サービスのスタートアップBlurbが、複数の人が協力して本を作るための新サービスをスタートさせた。「Community Books」と呼ばれるこのサービスは、まずベータとして写真共有を開始する予定、これはBlurbで最も要望の多かったコミュニティによる本作りのための機能だ。

Blurbでは、Mac、PCどちらにも用意されたBookSmartという無料の本作り用デスクトップソフトウェアを使って協力者を招待する。コンテンツは用意された中から選んだレイアウトにまとめられる。このソフトウェアで協力者に対して本を発表することもできる。他のBlurbの本と同じく、作ったものは共有したり、販売することができ、Blurbのオンライン書店で原価で売るか、収入を得ることができる。利益は100%著者のものになる。Community Booksの使い道はいろいろ考えられる。例えば、写真と笑い話で綴った企業保養施設ブック、演劇、映画製作の人たちによる「打ち上げパーティー」ブック、たくさんの出席者の写真や逸話を書いたウェディングブック(これが一番多いと思う)など。

Blurbのファウンダー兼CEOのEileen GittinsはCommunity Bookは、「太い人脈を持つクリエイティブ層」にアピールすると読んでいる。出来あがった本はフルカラーで本当にプロフェッショナルな作りだ。印刷と発送作業はオランタで行われているので、米国だけでなくヨーロッパ市場に進出するのも容易だろう。

Flickrと、どこかのプリントサービスを使えば似たようなことはできそうにも思うが、製品レベルのものが作れるとは思えない。印刷をキチンとあげるのは容易ではない。

総合的にみて、Blurbのビジネスモデルは、オンラインコンテンツの構造化が進んだ結果、直線状に本の形で出力しやすくなったことの恩恵に預かっている。何しろ今では、RecipeMLという料理本のための標準記述言語まで作られているほど。BlurbはCanaan PartnersとAnthem Venture Partnerの出資により2004年にGittinsが設立、2006年5月に稼動開始し、当初はブログを本にして出版するサービスを提供していた。Lulu、iUniverseなどのライバルは、どちらかというと写真より、文章原稿を元にした本が中心だ。

Community Bookは、従来型の出版社に対する新たな脅威であり、彼らにとって本の「クラウドソーシング」は紛れもなく野蛮な来訪者の兆候だ。

[原文へ]

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