ウェブページにコメントを付けて共有するというコンセプトは決して新しくない。以前にもこの分野を取り上げたことがあるが、さまざまなスタートアップが、機能を絞ってしのぎを削っている。
しかし、シンガポール拠点のSharedCopyは一歩先を行っているようだ。
ウェブページにコメントを付けるだけではない。
Fleckと同じく、SharedCopyはプラウザープラグインを使わない。コメント機能はプラウザーの中だけでかつJavaScriptを使わずに実現されている。
コメントを付けるためにユーザー登録する必要はない。
ただし、登録するメリットはある。ブックマークを使えるほか、プロフィールやブックマークのリスト、共有のためのフィードも提供される。ページを保存する時は、公開するかプライベートにするかを決められる。これは単なるコメント付けだけではない、気の利いた付加機能だ。Del.icio.usの替わりになれる可能性もある。
他のコメントサイトと同じく、SharedCopyでもコメントを付けたページを友人に送ることができ、さらに「tinyurl」式のURL短縮サービスもある。
ある1つの機能が、SharedCopyを他のサービスから際立たせているが、もしこの会社がアメリカを拠点にしていたら、この機能が訴訟問題を引き起こしていたかもしれない。
SharedCopyでは、Googleのキャッシュと同じように、コメントを付けたページのスナップショットを作っていて、このページにコメントを付ける仕組みになっている。
メリットは明らかだ。Fleckが、コメントを付けたページを新しく読み込み直すのに対して、SharedCopyはコメントを付けたその時のページのキャッシュを表示する。この仕組みのおかげで、後から来た人も、元のユーザーが見せたかった同じものを見ることができる。元のサイトへのリンクも置かれている。
自分のサイトがコピーされるのを嫌うパブリッシャーもいることは知っている。ページビューは減るし、コンテンツが重複することによるSEO的な懸念もある。しかしGoogleのキャッシュやArchive.orgにさえ実際苦情を言う人はいない。
サイトにはTwitterとBasecampとのインターフェーズが組み込まれていて、ブックマークレットを使ってどちらにも簡単に書き込める。
Startup Squadの4月のレビューでSharedCopyがおすすめになっていたが、まさにそのとおり。これが軌道に乗ると、市場の競合サービスは、巻き返しを強いられることになるだろう。機能満載のこのパッケージは、少なくとも私にとっては、大いに意味があるものだ。
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