私は今、毎年恒例のOutcast CEOのディナーパーティーに出ており、たまたまテーブルの向かい側にBrad Garlinghouse (Yahooのコミュニケーションとコミュニティー担当のSVP)とStewart Butterfield (Flickrの共同ファウンダー)が座っている。彼らが話してくれたところによると、Yahooは明日(米国時間5/4)、Yahoo Photos を閉鎖することを発表するという。実際に閉鎖されるのは数ヶ月後になる見通し。Yahoo Photosはより新しく、現代的な機能を満載したFlickrに道を譲ることになる。YahooはFlickrを2005年5月に買収したが、その後、新旧のサービスが競争を続けることがYahoo!としてもずっと問題になっていた。今回、Yahoo!はついに既存のサービスに大鉈を振るって、サービスのラインナップを整合性のあるものにする改革に乗り出した。Garlinghouseはこの戦略の強力な支持者のひとり。
YahooはFlickrへの移行を強制はせず、ユーザーは主要な写真共有サイトの中から行き先を選べる。既存のYahoo! Photosのユーザーは全部の写真をFlickrにエクスポートする(ワンクリックで実行できる)か、PhotobucketやSnapfish、Kodak Gallery、Shutterflyなどのサービスにエクスポートするかを選択することができる。ほとんどのサービスは移行のための専用ツールを用意しているそうだ。この他、ユーザーがオリジナルのフルサイズの写真をダウンロードしたり、CDやプリントを割引料金で注文できるようにするという。「ユーザーを無理にFlickrに行かせるつもりはない。ハッピーになってほしいだけだ」とButterfieldは語った。
Yahoo Photosは現在インターネット最大の写真共有サイトで、約20億枚の写真がアップロードされている。これに対してFlickrに保管されている写真は5億枚程度とされる。しかしFlickrはYahoo Photosに比べてはるかに急速に成長しており、Comscoreのデータによると、偶然だが、最近Yahoo! Photosをトラフィックで追い越している。
下のグラフはFlickrとyahooの米国のみのトラフィックを表したもの。その下の表はComscoreによる3月の全世界の数字。
| サイト | ユニーク訪問者数(百万) | Yahoo! Photos | 31.1 |
| Flickr | 28.5 |
| Photobucket | 28.1 |
| Facebook Photos | 23.5 |
Butterfieldは「近く」Flickrが写真の他にビデオのサポートも始めることも事実として認めた。
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