企業情報のディレクトリ・検索エンジンのBusiness.comが売りに出ているとWall Street Journalが伝えている。希望価格は$400M(4億ドル)に上るらしい。投資銀行のCredit Suisseがこの件で代理人を務めている。
business.comというドメイン名が1999年に$7.5M(750万ドル)で買収されたときには、バカげた買い物として大いに嘲笑されたものだ。実はその2年前、1997年に買収されたときの額は、わずか$150,000(15万ドル)だった。
その後、CPC(クリック単価)広告やドメイン名義貸しなどが広く普及すると、ドメイン名の値段は指数関数的に上昇した。賭けは成功した。Business.comの現在のEBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益)は年間$15M(1500万ドル)前後と見られている。そうすると$400M(4億ドル)という買収価格は年間利益の26倍となり、企業価値の現状からみて、これは上限に近い。
Wall Street Journalによると、買収に名乗りをあげているのはDow Jones & CoとNew York Timesの両社だという。DowJonesはWall Street Journalの親会社だが、同じくDow Jonesグループの社員である記者の取材に対して「コメントを差し控える」と答えたという。報道倫理的に好感がもてる関係といえるだろう。
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