急速な伸びを見せるミュージックソーシャルネットワークLast.fmがCBSに$280M(2.8億ドル)、全額現金で買収された。
UKに拠点を置くLast.fmは5年前にローンチ。それ以来、ユーザー数1500万人を数えソーシャルネットワーキングサービスとして人気を集めている。また、ミュージック・インフォメーションの莫大な規模のレポジトリでもある(アーティストや楽曲関連のウィキ、ユーザーからのリスニングデータなど)。U.S.国内では、Pandora(日本語)、MOG (日本語)それに、iLike(日本語)などがLast.fmの一部の機能性と競合しているが、これらスタートアップ企業のうちlast.fmの基本となるネットワーク/コミュニティとしての要素を持ち合わせたものは無い。
今回の契約では、現在のLast.fmのマネジメントチームが引き続き同サービスを率い、また、サイトは(現行のまま)独立したアイデンティティーを維持する。
Last.fmは、ここしばらくの間、魅力的な買収のターゲットとして見られてきた。CBSが買い手というのは驚きだが、メディア大手がWeb 2.0を真剣に受け止め始めたという兆しの現れだろう。CBSはまた、今月はじめ動画ブログサービスのWallStripを$5M(500万ドル)で買収している。昨年、マネジメントチームを強化して以来、インタラクティブ関連のビジネスについて、ちょっとした買収熱に最近は浮かされているようでもある。
先週話題になったFacebook Applicationsへの参加にLast.fmがスローだった理由がこれではっきりした。買収関連に気が取られて、Facebook Applicationsへの参加に手が回りにくかったのだろうというのも納得だ。
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