CBS、WallStripを$5Mで買収
by Duncan Riley on 2007年5月14日

wallstrip.jpg企業動向に焦点を合わせたビデオブログWallStripをCBSが$5M(500万ドル)で買収したとJossipが伝えている。 この記事によれば、WallStripの買収の公表は今週中にも行われる予定で、ホストのLindsay CampbellがCBSのAmandaCongdonとして引き続きCBSのオンラインショーの看板を務めるとのこと。

事情に詳しい関係者と話をしてみたところ、Jossipの記事を確認してくれた。この関係者によると、WallStripに$500,000(50万ドル)を出資しているニューヨーク拠点のベンチャーキャピタリスト、Fred Wilsonが契約を取りまとめたという。契約の主眼は Lindsay Campbellを巻き込むことにあったらしい。CBSはどうしてもCampbellが欲しくて、結局CBSが確実に彼女をオンラインビデオブログのホストとしてつなぎ止める方法はWallStripを買収するしかなかったということだ。

WallStripのビデオブログショーとしての評価は賛否まちまちだ。どちらかというと無味乾燥な話題が多く、台本もつぎはぎだらけでぎごちない。唯一の魅力はCampbellの輝く個性だけだ。この契約をビジネス的に見ると「一体全体、なんでまた?」的な印象がつきまとう。私の情報源によると、500万ドルというのはWilsonの投資額の10倍ということで決められただけで、WallStrip自体の収入はゼロだという。私はWallStripの収入について確かなことは分からないが、広告収入がそんなに低いとするならCBSの投資に対する効果には疑問が生じる。Campbellが魅力あるタレントなのは確かだが、それだけが買収の根拠だとするとCBSとしては彼女がタップダンスも踊れることを期待すべきかも。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/cbs-wallstrip-deal-confirmed/ TechCrunch Japanese アーカイブ » CBSのWallStrip買収、確認される

    [...] WallStripへの投資家は、月曜日、このビデオブログがCBSに買収されたことを公に確認した。この話は5月13日にJossipに最初に載り、われわれもその日のうちに 買収価格は$5M(500万ドル)だったという記事を掲載した。われわれがレポートしたとおり、買収の焦点はWallStripの人気ホスト Lindsay Campbellの確保だった。買収価格は公にされなかったが、投資家は現在までに$600,000(60万ドル)を投資していることを認めた。価格がいくらだろうと、CBSがこの買収をどう説明するのか見ものだ。WallStripの評価は賛否が入り混じっている。またWallStripは人気があるとはいえ、名前の売れ方、ファンの数などで(ピーク時の)RocketBoomや「Dawn and Drew Show」には遠く及ばない。この買収に近い前回の記事の情報源と話してみたところでは、WallStripの収入はゼロに近い―いや、実は完全なゼロだということだ。CBSなり他のメディアなりがWallStripのようなビデオブログを立ち上げるコストは比較的低い。そこでCBSは今や重大なリスクに直面することになった。つまりCBSがWallStripを相当な価格で買収したのを見て、これからベンチャー投資家たちはビデオポッドキャスティングのマーケットに殺到することになるはず。[原文へ] WallStrip [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/the-year-in-deals-2007-edition/ TechCrunch Japanese アーカイブ » ディールで振り返る1年(2007年版)

    [...] CBS、WallStripを$5Mで買収-5/13 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080805rocketboom-inks-seven-figure-distribution-deal-with-sony/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Rocketboom、ソニーと7桁ドルで配信契約結ぶ

    [...] RocketboomファウンダーAndrew Baronはソニーを選んだ理由として、ソニーが抱える強力な配信網と、この提携ならば自分の会社のコントロールを維持できる点を決め手として挙げる(例えば1年前WallStripが$5M[500万ドル]でCBSに会社を売り渡したように、別のメディアバイヤーに会社を売却してしまうと、氏も大事なベイビー[自分の会社]を人手に渡さざるを得ない)。 このたびのディールは配信・広告提携として組まれたもの。万事首尾よく進めばさらに緊密な提携関係あるいは会社買収の可能性だって出てきそうだし、逆にうまくいかなければ契約期限が切れ次第、Rocketboomが配信・広告営業の権利を100%取り戻す展開となるだろう。 [...]