増え続けるクリック詐欺、2007年は15%増加
by Erick Schonfeld on 2008年2月23日

click-fraud-chart-1.pngクリック詐欺(本物ではないクリック広告)の最新データ(2007年第4四半期および2007年全体)をClick Forensicsが発表した。

業界全体のクリック詐欺の年間平均発生率は昨年15%上がり、年末にはウェブ広告の全クリックの16.6%に達した。グーグルAdSenseやYahoo Publisher Networkを含む検索エンジンの広告ネットワークに限定するとクリック詐欺発生率はもっと増加が顕著で、昨年第4四半期には47%増え、年末には28.3%に達している(訳注:06Q4は19.2%。PPC広告のみ対象)。このデータが本当ならグーグルやヤフーの広告をクリックすると3回に1回近い確率で詐欺クリックに引っかかる計算になる。

年々拡大基調という部分が懸念を呼ぶ。2007年第3四半期には全体のクリック詐欺発生率は16.2%、検索エンジンのクリック詐欺発生率が28.1%を記録しており、それに比べたら随分横ばいだ(上のグラフ参照)。たった1四半期で全体の流れを占うのは無理があるが、もしかしてクリック詐欺発生率もこれで上げどまりと見ていいのだろうか? だといいのだが。 グーグルもこの率を現実に下げることができたら株価がまたビョーンと上がるだろう。

Click Forensicsでは以下のような、クリック詐欺発生源を国別に示した便利なヒートマップもまとめてくれた(赤は悪性、緑は良性)。クリック詐欺を生む三大国はインド(4.3%)、ドイツ(3.9%)、韓国(3.7%)の順。 メキシコも赤だ。

clickfraud-chart-2.png

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(翻訳:satomi)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/microsoft-tells-advertisers-engagement-is-more-important-than-clicks-but-is-vague-on-details/ TechCrunch Japanese アーカイブ » マイクロソフト「クリックより大事なのは“エンゲージメント”」と広告測定の新手法発表(具体策は曖昧)

    [...] 理論上は素晴しい。クリックが操作できることはみなさんご承知の通りだし。…でも少なくともクリックは単純明快で分かり易い尺度であるのに対し、マイクロソフトは具体的にエンゲージメント単価がどれぐらいになるか、その辺のところが曖昧だ。 —「消費者が行動を起こすまでにオンラインで辿った道程における新しさ、頻度、サイズ、広告フォーマット(リッチメディア、動画など)の影響度」を総合的に判断するというのだが。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/click-forensics-raises-10-million-b-round/ TechCrunch Japanese アーカイブ » クリック詐欺対策の「Click Forensics」、ラウンドBで$10M調達

    [...] クリック詐欺は一大産業だ。そこでクリック詐欺対策も大きなビジネスになる。クリック詐欺を監視するサービス、Click Forensics がラウンドBで$10M(1千万ドル)を調達した。今回のラウンドはSierra Venturesリードし、1月にラウンドAで$5M(500万ドル)を出資したAustin VenturesとShasta Venturesも加わった。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090127report-click-fraud-at-record-high/ 偽クリックが記録的に増加, Click Forensicsの調査報告

    [...] Web上の広告のクリックスルーの17.1%は偽(にせ)クリックだ。それは、クリックスルーレートを人為的に上げるためのウソのクリック。インターネット犯罪の監視と防止を専門に行っている企業Click Forensicsの最新の報告書がそう述べている。偽クリックの率は、同社が2006年に監視を開始して以来の最高を記録し、2008は横ばい、という本誌の予想をぶちのめした。同社の記録では、2008年のQ1(第一四半期)は16.3%だった。 [...]