ComBOTSはアバターにとって使いやすいVOIPとファイル転送
by Marshall Kirkpatrick 2006 年 9 月 5 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ComBOTSは、ベータ版を出したばかりのドイツの会社で、Skypeの潜在ユーザベースを切り崩そうとしているらしい。今はアカウントを取るためには行列に並ばなければ いけないが、これは大きな話になるかもしれないので早目に見ておく価値はある。ComBOTSはWindowsベースのデスクトップ・クライアントで、 VOIPの1対1の通話、ファイル転送、IM、それに山ほどのアバターをサポートしている。ComBOTSは、このサービスを「スパムフリーのドラッグアンドドロップ・コミュニケーション」と言って宣伝している。

いかにもスタート前ウェブに大金を使うスタートアップらしく、僕から見るとComBOTSは少し洗練されすぎている気がする。それでも、オンラインで少人数と定期的に連絡をとりあいたい人にとってこのサービスは非常に有用なものになるだろう。ユーザー・インターフェースはすっきりして、機能的に見える。この会社はドイツのウェブ・ポータルのWeb.deから来たチームが始めてから3年になる。

料金は利用開始時は無料で、しばらく使っていると契約するように勧められる。料金は契約期間によって月額2~3ユーロ。それとは別に購入を勧められるのが、いろいろな表情やジェスチャーをするアバター。料金は約1ユーロで、いろいろな表情のアバターのパック が約13ドル(10ユーロ)。サイトには広告はない。

ComBOTSは金曜(米国時間9/1)、The Load of the Ringsのアバターの使用契約をNew Line Cinemaと結んだほか、Paws(Garfieldの権利を所有)やPeanutsを所有するUnited Mediaとも契約したと発表した。大丈夫かCyWorld.

アバターやエモーティコン(スマイルマーク)には大きな可能性はあるものの、使いすぎは禁物だと思っているので、他の機能を見てみたい。

ComBOTSのインターフェースでは、デスクトップ上の友人のアバターをカーソルでなぞると円形に並んだアイコンが出てくる。ボタンのひとつはファイル転送用。アイコンの上にファイルをドラッグすると、コメントを付ける画面が出て、それからファイルが転送される。ComBOTSによると、写真を何百枚と いうような大きなファイルも送れるとのこと。ファイル転送の上限については何も言われていないが、このサービスのターゲットである一般ユーザーにとって十 分であることは間違いないだろう。転送したファイルをオフラインで配信するサービスも提供している。

次のボタンはVOIP通話で、これは無料のようだ。 VIOIPで損をしてでもアバターや低価格の利用料を売ろうという戦略は面白い。僕 もスマイルマークや不機嫌マークは人並みには好きだが、最大の特徴はVOIPであってほしい。システムの他の部分と同じくらいに使いやすければ、 Skypeを使おうかと思っているユーザのうちの多くは、ずっと簡単なComBOTSを選ぶことは想像できる。Skypeはよくできているけれども、ふだ ん1人か2人としか連絡をとらない人にとってはサービス過剰かもしれない。

Yahoo! Messenger with Voiceも(重要なニーズらしいアバターも含めて)ニーズにマッチする選択肢のひとつ。ただ、Yahoo!がウェブとEメールの会社であると思われているのに対して、ComBOTSがクローズドでスパムフリーなシステムであることをウリにしていることは、一部に人たちにはアピールするかもしれない。

多くの人たちが消費者向けの小グループのコミュニケーションシステムや、誰にでも簡単に使えるユビキタスなブロードバンド用のツールを作ることに重点を置いていることはわかっているが、ComBOTSはそれにしても嫌味なほど恩着せがましく感じる。少なくともドイツの草の根ブロゴスフィアの中にも感じが悪いと思っている人がいるようで、Technoratiでこんなタイトルが見つかった、ComBOTSは死んだ方がいい。 僕の家族には、せっかくのいい気分の時に喉をゴロゴロ鳴らしたGarfiledのアバターにやってこられるよりもSkypeの使い方を教えた方がいいとい うことはわかっている。それでも、ComBOTSみたいなサービスの市場はあって、これがいいと感じる人もたくさんいるのだろうとも思う。

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