複雑な法律 = 無料通話
by Michael Arrington on 2007年1月13日

まだ仕組みがよく分からない。すっかり理解できたころには、当のサービスは無くなっているかもしれないのだが―とにかく、アイオワに本拠を置くAllFreeCallsは、多くの外国へ無料で 電話をかけられるサービスを提供している。正確に言えば、無料というより、アイオワに電話をかける料金だけで、といった方がよい。ユーザーはAllFreeCallsの番号に電話をかける。それから指示に従って、011+国コード+相手先番号をダイヤルする。この通話はユーザーに料金がかからない。このサービスが提供される国とその番号はここに。 AllFreeCallsによると、ここ数週間であと10カ国をリストに追加する予定だという。

私が現在理解したところでは仕組みというのはこうだ。ファウンダーは、まずアイオワに独自の電話会社を設立した。どうやらアイオワはFCC(Federal Communications Commission:アメリカの連邦通信委員会の略称)が作ったリベートシステムを利用している唯一の州らしい。このシステムでは、アイオワの番号に州外からかかってきた通話ごとにそれを扱うアイオワの電話会社にいくらかのリベートがもたらされる。そこでユーザーがAllFreeCallsの電話番号にかけると、ユーザーが支払う長距離通話料金の一部は AllFreeCalls社に支払われる。これはUniversal Service Fundによって承認された仕組みで、このリベートは国際通話を発信する料金を十分にカバーするものだという。

以上の説明は、もっと勉強するうちに、あちこち修正する必要が出てくるかもしれない。(後で国会議員にも電話してみるつもりだ)。とにかく、今のところ、こういったところが、同社のファウンダーとメールでやりとりして私が理解したところである。

アメリカ国外から発信された場合でもうまくいくのかどうか知らない。たぶんうまくいくのだろう。それと、ユーザーは直接相手先に電話をかけるのと比べて、どれくらい料金の節約になるのかもよく分からない。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/allfreecalls-unsurprisingly-successful/ TechCrunch Japanese アーカイブ » AllFreeCalls、意外(?)にも大人気

    [...] AllFreeCallsは、アイオワ州のある番号にまず電話し、それから数十の国や地域の電話番号をダイヤルするとそれらの通話が無料になるという新しいサービスだ。このサービスに新たに9ヶ国(南極を含む)が加わった。ファウンダーからのメールによると、昨日(米国時間1/28)には、一日に8万通話を扱ったという。この会社は一種の法律の抜け穴を利用している。田舎の電話会社には、かかってきた通話ごとに補助金を得られる制度がある。このキックバックが国際電話の通話料金より多額なので、こういうサービスが運営できるのだ。というわけで誰かが(他の電話会社か、納税者か?)この無料通話のコストを負担してくれる。これだから官僚主義というのは面白い。[原文へ] AllFreeCalls [...]